末 澤  芳 文 著

次はインドだ
 ─目覚ましい IT、モータリゼーション、エアロスペース─

四六判 普通製本、本文252ページ、定価1,600円+税、送料サービス。



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●近年、「次はインドだ」などと言われ、それが世界の気鋭の企業家たちを刺激し、彼らのインド進出意欲を掻き立てているかに見える。
●だが、いまなぜ「次はインドだ」なのか、理由と真意をよく考える必要がある。
●インド人は「サイエンス」には強いが、「テクノロジー」には弱い民族であると言われている。「読めない」「書けない」人たちがまだ全体の 35 パーセントも占めており、日常の企業活動に支障をきたす原因となる。
●過去、4回にわたり客員教授としてインドに滞在して得た豊富な体験を語る。


目  次

プロローグ
  ―なぜ「次はインド」か―  1

第一章 目覚ましいインド社会の近代化    1
   (1)驚くヒンドゥー教徒のノンベジ化
   (2)ヒンドゥーの神様もノンベジか
   (3)タマゴはベジタリアンフード?
   (4)薄れゆく宗教の理念
   (5)教育改革と新興中間層の台頭
   (6)インドを引張るノンベジたち
       ―新興中間層の活躍―

第二章 インドのIT起源    17
   (1)古代文化とIT思想
   (2)数理解析力に強いインド人
       ―初の数学書はインドで作られた―
   (3)インドの社会進化と向学志向

第三章 IT発展のバックグラウンドと泣きどころ  29
   (1)ブラフマーは万物創造の神
   (2)インドIT産業発展の秘密
   (3)華のITマン教育
   (4)IT企業の泣きどころ
   (5)楽しい街頭パソコン教育
   (6)インドの「シリコンバレー」
   (7)アメリカはITマンの「憧れの国」
   (8)ITはインドの貧困脱キーになり得るか
   (9)インド人ITマンのモテる訳

第四章 天井知らずのIT天国    56
   (1)医療診断はインドにまかせろ
   (2)インドはITパラダイスか
   (3)インド頭脳流出組のリターン現象
       ―故国へ帰り度いITマンたち―
   (4)インドのドル箱・新興IT都市
   (5)インド人学生のIT讃歌
       ―ある航空宇宙工学科主任教授の嘆き―
   (6)学生の居眠りは洋の東西を問わず
       ―真夏のインドの講義―
   (7)インドの女子学生は「シンデレラ」?
   (8)「ケイタイ」はIT王国のシンボルか
       ―インドも「ケイタイ」時代―

第五章 インド経済の三大ネック    93
   (1)国策転換の英断によるインドの近代化
   (2)インドのエネルギー事情
   (3)インドの通信事情
   (4)インドの輸送事情

第六章 華開くインドのモータリゼーション    105
   (1)インドの道路交通
   (2)インド自動車産業の夜明け
   (3)I・I・T学長の車は「アコード」
   (4)インドの車は「スモウ」に限る
       ―TATAモーターの発展―
   (5)インドへ一番乗り
       ―スズキの功績―

第七章 インド航空の黎明    125
   (1)鳥に魅せられたインドの人たち
   (2)近代航空への道しるべ
   (3)インドの航空事始め
   (4)インド民間航空の幕開け
   (5)「インド航空の祖」J・R・D・TATAの先見の明
       ―インド―イギリス初飛行の偉業―
   (6)インド・ナショナルキャリアの就航
       ―エア・インディア(AI)の創設―
   (7)楽になったインドの旅
       ―エアラインと地方空港の充実―
   (8)元気なインドの女性飛行家たち
   (9)インド空軍の初出動

第八章 インドの空を拡げた飛行機屋たち    167
       ―HALの功績―
   (1)インドの空港は地下鉄並み
   (2)IAFとISROへHALの貢献
   (3)日本企業との交流

第九章 インドの宇宙開発    174
   (1)人は何故宇宙へ急ぐのか
   (2)宇宙開発に恵まれたインドの地理的条件
   (3)ISROの苦節
   (4)遥かなる宇宙への旅
       ―勇敢なインド初の女性宇宙飛行士―

第十章 インド人の気になる素性と日本観    192
   (1)テンポの遅い職人たち
   (2)インド人は「モノ作り」が「ヘタ」か
   (3)インド技術教育のおくれ
   (4)インド近代技術教育の創造
       ―マハトマ・ガンディーの卓見―
   (5)「歌を忘れた」インドの人たち
   (6)感動したインドの8・6「広島デー」
   (7)インドでも「おしん」
   (8)在日インドITマンの親日観
   (9)心強い日本体験ITマンたち

第十一章 インドへ行って困ること    219
   (1)紙が少ない
   (2)トイレットペーパーが少ない
   (3)酷使されるインドのお札(ボロボロの紙幣)
   (4)小荷物発送が困る(紙とヒモ類が手に入りにくい)
   (5)インドの風邪薬は効きが悪い
   (6)インドに美味しいもの少なし

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