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NO.1935(2009年04月27日号)
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熊防メタルが新アルマイト処理開発
高機能「イーマイト処理」
クラックレスで硬質皮膜を形成
熊防メタルは従来の硬質アルマイトに比べより緻密な微細孔を持つ酸化皮膜を形成し、かつ硬度・耐食性・耐摩耗性に優れた高機能アルマイト処理「イーマイト処理」を開発、量産を開始した。
熊防メタル(熊本市、前田博明社長)はこのほど、高機能アルマイト処理「イーマイト処理」を開発、受注を開始した。純アルミ及びアルミ合金のアルマイト皮膜に形成される微細孔を制御することで、皮膜硬度・平滑性・耐食性及び耐摩耗性を飛躍的に高めた。
新処理方法は用途に応じて「イーマイトCL(クラックレス硬質アルマイト処理)」と「イーマイトSH(超硬質アルマイト処理)」の2種類がある。
普通アルマイトの硬度は180Hv。「イーマイトCL」は素材A5052、膜厚30μmの場合で、硬度は従来の硬質アルマイトと同等の300〜400Hvを確保しながら、クラックのない「クラックレス」を実現。耐食性はキャス試験で「40時間RN9.8‐2」と硬質アルマイト「16時間RN9.8‐5」の2.5倍。耐摩耗性(JIS H8503に基づき荷重2500gで被摩耗量測定)は150SD/mgと硬質アルマイトの約1.9倍を誇る。面粗度(Ra)変化も硬質アルマイトの1.0〜3.0μmに対して1.0μm以下と少ないため、金属光沢・平滑性に優れる。高い電気絶縁性・耐電圧性も備えている。
一方、「イーマイトSH」は硬度が500Hvの超硬質皮膜を得ることができる一方、耐摩耗性は200SD/mgと従来法の約2倍以上。発色は従来の硬質アルマイト皮膜と同等。100μmの硬質アルマイト皮膜を形成することも可能という。
従来、困難とされてきた2000、7000系展伸材、ADC12等ダイカスト、鋳物も硬質皮膜処理が可能。また、小物製品から大物製品まで対応可能で、最大処理寸法は長さ1,800mm×幅1,400mm×高さ150mm。同社は「小物製品から大物製品まで、高品質・低価格で提供する」としている。
登別で軽金属学会春期大会開催
講演発表155件、5月21日から
軽金属学会は5月21〜22日、登別グランドホテル(北海道登別市)で第116回春期大会を開催する。当日は定時総会・表彰式のほか、講演発表155件、ポスターセッション33件が行われる。軽金属学会賞を受賞した吉永日出男九州大学名誉教授による記念講演も開かれれる。
なお、講演発表155件のテーマ別内訳は▽溶解・凝固・鋳造:10件▽組織制御:18件▽変形および塑性加工プロセス:16件▽腐食&表面改質:15件▽形状付与加工:13件▽力学特性:10件▽複合材料・発泡材料:10件▽マグネシウム:35件▽チタン:10件▽テーマセッション1「プロセス設計のための集合組織形成機構の解明」:8件▽同2「自動車軽量化のためのアルミニウム合金板材とその利用技術」:10件。
住生活Gの09年3月期連結
経常利益220億円・42%減
住生活グループは13日、09年3月期連結決算の下方修正見通しを発表した。
それによると、売上高は1兆450億円(前期比5.3%減)、営業利益260億円(同27.2%減)、経常利益220億円(同41.7%減)、当期利益5億円(同97.2%減)となる。
売上高は昨年10月の予想を450億円下回る。新設住宅着工の低迷など経営環境は想定以上に厳しい状況で推移。緊急対策として各種の経費削減活動に努めたものの、売上高未達成から営業利益は予想から50億円悪化。さらに、海外子会社で円高による為替差損を計上するなど営業外費用も増加、経常利益は前回予想から100億円下方修正された。
当期利益も予想を135億円下回る。特別損失として外装事業子会社の減損損失や金融サービス子会社の貸倒引当金を計上するため。
大紀アルミが保有株を売却
米二次合金合弁、豊田通商
大紀アルミニウム工業所は8日、同社が18%、子会社のDaiki International Trading(DITCO)が27%の株式を保有していた米国のアルミ二次合金メーカー、MOST社(米ミズリー州トロイ市)の株式を3月31日付で豊田通商に売却したと発表した。株式譲渡は豊田通商からの購入申し出に応じた。
MOST社は97年5月、豊田通商アメリカ、豊田通商およびDITCO3社の合弁会社として、アルミ二次合金溶湯供給を目的に設立。大紀アルミは技術援助契約の締結を通じて副社長を派遣し、技術面での支援を担当していた。
第1工場が98年12月に生産を開始(年産能力7.2万d)、さらに、05年3月にはテネシー州ジャクソン市で第2工場(同1.8万d)増設に係わる増資時に大紀アルミが18%資本参加して大紀グループ45%の出資で運営されてきた。08年11月末には技術援助契約が期限切れとなったものの、更新は見送られていた。
旭トステム外装が開発
業界初の耐震補強壁工法「壁王」
壁強さ倍率3倍、3年後15億円
旭トステム外装(AT外装)東京都江東区、真田進也社長、年商283億円)は4月8日、外壁リフォームと同時に耐震補強ができる壁工法「壁王(へきおう)」を開発したと発表した。今月20日から全国の既築木造住宅を対象に提案営業を開始する。販売目標は初年度2億円(材料売り)、3年後15億円。新築住宅市場が低迷するいま、膨大な潜在需要が予測される外壁リフォーム市場に、耐震改修という付加価値を加えて本格参入する。
同社によると国内の既築住宅4,700万戸の中で現行耐震基準を満たさないものは約25%、1,175万戸に達する。国交省は2015年度に耐震化率を約90%に引き上げる方向で耐震改修促進税制などを実施中。耐震改修は現行年約5万戸だが、さらなる優遇税制で年10〜15万戸、市場規模年2,000億円に拡大すると試算する。
「壁王」の特徴は外装仕上げ材の窯業系サイディングを耐力面材としたこと。一般的な窯業系サイディングを釘止めで施工した場合の壁強さ倍率は1.7kn/m。これに対し同社開発の専用サイディングを「壁王」仕様で施工すると5.2kn/mと、約3倍の耐力を実現。国交省の「住宅・建築先導技術開発助成事業」の一環として補助を受けて同社が3ヵ年で開発、業界で初めて公的技術評価を取得した。
専用外装材「AT-WALL・壁王」の仕様は厚さ18mm×幅455mm×3030mmで、縦張り。既存壁を除去して専用胴縁を取り付け、透湿防水シート「スーパーシート」を貼った上から専用ビスで取り付ける。デザインは「ニュータタキHX」3色・「ウッドボーダー4HX」3色。本体価格はu当たり7,388円。研修を修了した耐震サイディング施工登録店を通じて、設計事務所やリフォーム会社、ハウスメーカーなどが運営する木造耐震診断事務所などに提案する。
ビル用システムウインドウ
「SYSTEMA 521」、YKK AP
YKK APはこのほど、非居住用途向けのビル用システムウインドウ「SYSTEMA 521」を新発売した。連窓部の見付寸法を75mmとスリム化。さらに、FIX窓と可動窓の見付寸法を統一することで全窓種が同じデザインとなり、中高層建築に透明感・開放感のあるバランスの取れた外観ファサードを実現する。厚板+中間空気層12mm複層ガラスの組み合わせにより、大きなガラス面を構成しながらも開口部の熱負荷軽減に寄与。
また、たてすべり出し窓に換気付非常用進入口(特許出願中)を設定。換気時にはセーフティストッパーにより安全に配慮した換気が行える一方、非常時(消防隊侵入時)は約90°開放することが可能。初年度販売目標は1億円。
TOEXが車庫用スライド式門扉
TOEXはアルミ製の車庫用スライド式門扉「エススライド」を新発売した。5種類の豊富なデザインと有効開口幅最大約5mの大型サイズも用意。展開商品は、2台駐車の車庫前への対応として、新仕様の左右どちらからも開閉が可能な引違いタイプをはじめ、片引きタイプ、両引きタイプを用意。価格は写真の「エススライドB型引違いタイプ(幅300cm+300cm、高さ120cm)で52万2,900円。初年度3億円の販売を見込む。
TOEXが設計・見積りを支援
「プラスG」をWEBで簡単作成
TOEXはこのほど、アルミ空間エクステリア製品「プラスG」の設計から強度確認、見積りまでをWEB上で簡単に行える「プラスG見積りシステム」を開発、EX販売工事店や住宅メーカーを対象に公開した。「プラスG」の特長である自由設計思想やプランニングのしやすさなどの認知促進を図り、さらなる受注拡大を狙う。
「プラスG」は住まいの間取りの考え方をEX空間(庭を含む敷地全体)にも取り入れ、敷地全体を実用的な快適空間に創造することを狙った商品。「LDK+Gの住まい=現代の庭付き一戸建て」の認知訴求を推進した結果、08年度は前年比250%以上の売上増となった。
ただ、「プラスG」は敷地や用途に応じた自由設計が特長。複雑なプランニングの場合、部材の拾い出し、強度確認などの作業を繰り返す必要がある。このため、設計者が現場に合わせて、プランニングや見積りをより簡単に作成できるシステムが望まれていた。
今回開発したシステムは、画面上の平面図及び立体図にプラスGの柱、フレーム、スクリーン、ルーフなどの各種部材を選択してドラッグするだけで配置することが可能。現場の状況に合わせて約400種類の豊富な部材・部品を自由に設計することができる。
トステムがWebマガジン創刊
「イエスト」、設計担当者向け
トステムは5月にWebマガジン「イエスト」を創刊する。設計事務所の実務担当者、設計を学ぶ学生などを対象に、家にまつわる研究と実務を結びつける内容とする。現在、創刊準備号を公開中(http://www.tostem.co.jp/biz/iest)。
「イエスト」とは、「家」に、ストリーム(流れ・潮流)、ストーミング(討議する)の頭文字の「スト」を組み合わせた造語で、家をめぐる「ひとびと」の意味もこめられているという。
コンテンツは、著名建築家である難波和彦氏、篠原聡子氏らによる「家」をテーマにした討議や寄稿文、設計に関するコラムのほか、設計事務所で働く若手所員とトステムの商品開発担当者が登場し、意見交換や実務に即生かせる情報を提供するコーナーなど多数用意した。
三協立山が「シンプルポスト」
日本建築家協会とコラボで
三協立山アルミはこのほど、シンプルでスタイリッシュなデザインポスト「シンプルポスト」を新発売した。(社)日本建築家協会(JIA)の近畿支部が取り組んでいる、住宅建材メーカーとのコラボレーションによる商品開発でデザインされたものを商品化した。
シンプルなフォルムに波状のゆるやかな凹凸を施した化粧パネルを前面に組み合わせたデザインで、さまざまな住宅外観に調和しやすい。郵便物の出し入れがコンパクトにできる上入れ前出しタイプ。壁面取り付けのほか、専用ポールによるポール建て納まりも可能。取り出し口を開くと点灯するポストライトもオプションで用意。材質は本体がステンレス、化粧パネル・ポールがアルミ形材。価格は壁付け納まり6万5,000円、ポール建て納まり8万円。
Al関連労協春闘、11単組妥結
賃上4050円、一時金39.24万円
全国アルミ関連産業労働組合協議会(アルミ関連労協)がまとめた09年春闘妥結状況によると、4月13日現在の賃上げ幅(軽圧労協加盟単組を除く11単組の単純平均)は4,050円・1.51%で、08年実績と比べると金額で373円、率で0.04ポイント上回った。夏季一時金の妥結額は39万2,447円・1.42カ月。金額では1万6,237円前年実績を上回ったものの、月数では0.05ヵ月減。
これまでの妥結状況は、▽大紀アルミ(妥結4月6日)賃上げ:定昇5,000円+ベア1,000円(前年比2,000円減)、一時金:32万円(同36万円減)▽昭和電工(8日)賃上げ:6,747円・2.1%(16円増)、一時金:年132万6,000円・4.12ヵ月(1.3ヵ月減)▽日本圧延(8日)賃上げ:定昇4,300円(横ばい)、一時金:19万6,000・0.81ヵ月(0.802ヵ月減)▽三協立山アルミ(6日)賃上げ:賃金構造維持分(ベア分マイナス)、一時金:再建策の中で別途協議▽タテヤマアドバ(同)賃上げ:賃金構造維持分(ベア分マイナス)▽神鋼アルミ線材(2日)賃上げ:賃金構造維持分(横ばい)、一時金:年50万1,562円・1.90ヵ月(1.4ヵ月減)▽日本アルミ(2日):賃上げ:2,618円・0.964%(定昇のみ、55円増)、一時金:30万円・1.10ヵ月(0.4ヵ月減)▽トステム(3日)賃上げ:4,939円・1.63%(定昇のみ、729円減)、一時金:58万3,767円・1.90ヵ月(0.28ヵ月減)▽日本軽金属(3日)一時金:60万8,000円2.27ヵ月(0.055ヵ月減)▽立花金属(3月25日)賃上げ:3,585円・1.35%(定昇のみ、18円減)、一時金34万円・1.28ヵ月(0.52ヵ月減)▽ニッケイ加工(同)賃上げ:3,069円・1.264%(定昇のみ、172円増)、一時金:1.5ヵ月(横ばい)▽美和ロック(13日)賃上げ:2,997円・1.05%(定昇のみ、62円ダウン)、一時金:3.5ヵ月(0.8ヵ月減)。
新日軽が「カーゲートモデノ」
新日軽は、戸建て住宅のトレンドであるモダン系の意匠に調和できる車庫まわり商品として、「カーゲートモデノ」を新発売した。既発売の、同社オリジナル形材であるCBステンや木目調 ( ラミネート ) でモダンデザインを表現した門扉・フェンス・スクリーン 「 モデノシリーズ 」とコーディネートが可能。両開き、 片開き親子、両開き角地など7種類の納まりに対応する。
『アルミ表面機能化便覧』
発刊記念セミナーを開催
『アルミニウム表面処理機能化便覧』(アルコン編、カロス出版発行)の発刊記念セミナーが4月10日、東京都中央区ハイテクセンターで開催された。テーマは「最前線のアルミ表面技術と問題点を探る−機能性と実務の勘どころ」。
専門・得意分野の異なる技術士9名の講師による主な講演内容は、▽アルマイトの変遷・産業界への貢献▽フッ素・モリブデンなど潤滑皮膜の動向▽アルミ材から見た表面処理性・試験▽アルマイトの仕組みと工程の考え方▽硬質アルマイトのトレンド▽アルミと共に歩んだハードディスク▽クロムフリー中心に化成処理のトレンド▽アルミ塗装のトレンド▽AL表面の着色と環境対応の世界の動向。
同便覧は「実務面に力点がおかれた内容で、最新情報と広い視点から要点がよくまとめられている。今後の新技術と幅広い分野への応用に役立つ」(『表面技術』書評)と好評。それをテキストにした講演だけに、普段では絶対一度には聞くことのできない豊富な内容と絶賛する声もあった。
トステム系住宅会社が発売
太陽光・自動車対応の住宅
住生活グループ傘下で、「フィアスホーム」ブランドの住宅をFC展開しているトステム住宅研究所フィアスホームカンパニーは、2月末まで期間限定で販売していた住宅「アリエッタSP」を進化・定番化させた新商品として、太陽光発電システムを標準搭載した電気自動車対応住宅「LUCE・ルーチェ」を開発し、4月25日より販売する。
同住宅は、次世代省エネ基準に対応した高気密・高断熱駆体として高性能断熱材一体型パネルを標準採用。さらに、省エネ設備としてCO2排出量の少ない「IHクッキングヒーター」や、高効率・光熱費削減の「エコキュート」によるオール電化住宅を実現した。一方、クリーンエネルギーによる自然発電として3.29kw太陽光発電システムを標準採用した。また、電気自動車へのインフラとして、太陽光発電システムなどで発電した電気をビルトインガレージ内で電気自動車へ充電する200Vコンセントが設置可能。タイマーによる充電時間の設定で安価な深夜電力を選んで充電することもできる。
建物本体参考価格は3.29kw太陽光発電システム搭載の43坪モデルプラン、標準仕様、次世代省エネIV・V地域仕様の場合で2,426万円。初年度150棟の契約を目指す。
文化シヤッターが一時帰休実施
文化シヤッターは4月6日、緊急措置として2010年3月31日までの1年間、雇用維持のため一時帰休を実施すると発表した。対象は全工場、本部スタッフ部門で、対象部門ごとに定めた日程により、1ヵ月に3〜4日休業を実施する。
大紀アルミの人事異動
(4月8日)▽大阪営業部長兼務解く、常務取締役大阪営業担当・奥田昌宏▽大阪営業部長(MOST,INC.副社長)下蔭純
東洋アルミの役員人事
(4月1日)箔事業部門並びに粉末製品事業部門統轄(箔事業本部統轄箔事業本部長兼事業戦略室長)取締役副社長執行役員・桑内信明▽箔事業部門担当箔事業本部長兼事業戦略室長・素材箔事業部長・八尾製造所長(箔事業本部素材箔事業部門、八尾製造所部門並びに品質保証部門担当箔事業本部兼素材箔事業部長・八尾製造所長)取締役常務執行役員・山本博▽技術管理室長兼務解く、取締役常務執行役員コアテクノロジーセンター長兼知的財産室長・清水遵▽粉末製品事業部門担当(粉末製品事業本部統轄)取締役常務執行役員粉末製品事業本部長・青木正博▽技術企画室長兼務解く、上席執行役員粉末製品事業本部パウダー・ペースト事業部長兼新庄製造所長・同業務部長・生産管理部長・大熊隆▽上席執行役員粉末製品事業本部機能材事業部長・加藤晴三。
新日軽の役員人事
(4月1日)専務執行役員(常務執行役員)取締役ビル建材本部長・鞠子岩次郎▽取締役(取締役常務執行役員住宅エクステリア本部長)眞木光雄▽生産企画部長(資材部・生産企画担当)取締役常務執行役員船橋製造所長・北陸製造所長但田清七▽専務執行役員住宅エクステリア本部長、日軽グループ営業推進室担当(執行役員住宅エクステリア本部特需事業部長)杉本正和▽常務執行役員(執行役員)総務人事部・安全・環境・広告宣伝室担当、コンプライアンス推進室長青木松義▽品質保証部長(住宅エクステリア本部商品開発部長、技術・事業開発室長、知的財産部担当)執行役員平野利信▽情報システム部・知的財産部担当(日軽グループ推進室長)執行役員豊本進▽業務管理部担当兼務、執行役員経営管理部・改革委員会事務局担当、内部統制プロジェクト責任者矢住祐蔵▽住宅エクステリア本部関東エクステリア支店長(同エクステリア事業部長)執行役員安田博▽執行役員住宅エクステリア本部特需事業部長(参与住宅エクステリア本部特需一部長)福永茂男▽執行役員購買部長(参与生産企画部長)森川正昭▽執行役員住宅エクステリア本部エクステリア事業部長(参与同関東エクステリア支店長)橋村弘人▽執行役員開発企画部長・住宅エクステリア本部商品開発部長(住宅エクステリア本部特需推進グループ長)佐々木道夫▽顧問(執行役員住宅エクステリア本部副本部長、技術・事業開発室担当)高橋良治。
昭和アルミ缶が本社移転
昭和アルミニウム缶(堀町勝社長)は4月13日付で、本社事務所を移転した。新住所は「〒141-0031東京都品川区西五反田1-30-2ウィン五反田ビル7階」、電話:企画管理部(代表)=03-5745-1051、FAX番号:03-5745-1050。
なお、昭和電工のアルミ缶事業部営業統括部も同じ事務所に移転した(電話は03-5745-1054)。
中小企業優秀新技術・新製品賞
コロナ工業が奨励賞を受賞
りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞が共催する「第21回中小企業優秀新技術・新製品賞」の入賞が決定した。中小企業庁長官賞1件のほか、優秀賞、優良賞、奨励賞の各賞に34件が選ばれた。
本誌関連ではコロナ工業(東京都港区、山口裕社長)が「携帯電話端末用グラデーション装飾パネルの開発」で奨励賞を受賞した。カラーグラデーション処理を施したアルミ製携帯電話の外装パネル。アルマイトグラデーション染色は絵筆で染料を筆彩する職人の工芸品の例はあるが、工業製品に利用されるのはこれが初めて。
日本非鉄金属鋳物協会が解散
7月に日本鋳造協会に統合へ
社団法人日本非鉄金属鋳物協会(明石巖会長)は3月18日、帝国ホテルで臨時総会を開催、3月31日を以て63年の歴史に幕を閉じて解散することを決議した。
今後、法的手続き並びに残務整理の後、7月1日付で社団法人日本鋳造協会(東京都港区芝公園3-5-8機械振興会館501号室、電話03-3432-2991)に統合される予定。
素形材産業技術賞を募集
素形材センターは第25回素形材産業技術賞の応募を受け付けている。対象となる技術分野は▽鋳造、鍛造、金属プレス、粉末冶金、金型、熱処理・表面処理、▽鍛造機械、鍛圧機械、工業炉に関する技術、▽素形材およびその他製造に密接な関連を持つ、その他の加工技術、材料技術およびソフトウェア技術など。
特に優秀な開発技術者に対して、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞、経済産業省製造産業局長賞、素形材センター会長賞、奨励賞の各賞が授与される。表彰式は11月13日に開催予定。
応募締切りは5月15日。問合せは電話03-3434-3907。応募書類は素形材センターのホームページよりダウンロード(http://sokeizai.jp/japanese/topics/monozukuri_award2009_0401.html)。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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