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NO.2003(2010年9月27日号)
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三井金属
高熱伝導のマグネ合金新開発
アルミ匹敵の放熱特性、35%軽量化
三井金属はこのほど、高熱伝導のダイカスト用マグネシウム合金を開発した。ADC12アルミ合金とほぼ同等の熱伝導率を確保しながら、35%の軽量化を実現する。LED素子など自動車搭載用部品のヒートシンク材として実用化を目指す。
三井金属はこのほど、従来のマグネ合金では得られなかった高熱伝導を可能にするマグネ合金を新開発した。合金組成など詳細は明らかにしていないものの、開発・生産は不二商会(東京都品川区)と共同で行った。日本マグネシウム協会主催の「技術講演会」で明らかにした。
新合金の熱伝導率(W/m・K)は124。代表的なダイカスト用高熱伝導アルミ合金である「HT-1」(大紀アルミニウム工業所製)の142には及ばないものの、一般的なダイカスト用アルミ合金ADC12の124と同等。汎用マグネ合金であるAZ91の54の2.3倍を実現する。さらに、三井金属が開発、四輪用オイルパンや二輪用クラッチカバーに使用する耐熱マグネ合金「ACM522」(Al:5.3%、レアアース:2.6%、Ca:2.0%、Mn:0.17%、Fe:19ppm、Cu:18ppm、Ni:1ppm以下)の熱伝導率86.9を凌ぐ。比熱(J/g・K)も、「HT-1」の0.929、ADC12の0.915、AZ91の0.96に対して、新合金は1.07。
一方、密度は1.76。「HT-1」(2.64)、ADC12(2.70)より軽く、AZ91の1.81とほぼ同等である。
同社は開発新合金を自動車で搭載が進むLED(発光ダイオード)用ヒートシンク(放熱部品)としての用途開発に取り組んでいる。自動車ではランプ類のLED化に伴い、放熱効率を上げるためにヒートシンクも大型化しつつある。新合金はアルミ合金に比べてさらに軽量な一方、優れた熱伝導率が特長のため、ヒートシンクの小型・軽量化につながると期待している。
住生活グループ(潮田洋一郎会長、杉野正博社長)と中国家電大手の海爾集団(ハイアールグループ、中国山東省青島、張瑞敏会長兼CEO)は15日、今後さらなる成長が期待できる中国市場において、建材・住宅設備機器商品の販売強化のため、合弁事業を開始すると発表した。年内をメドに両社合弁で設計会社および生産会社を設立。両社の技術力を融合させた新商品の開発、生産およびハイアールGのチャネルを活用した販売を行う。
住生活Gと中国・ハイアールG
中国市場向け住設・建材で協業
設計と生産で2合弁会社設立
住生活Gは国内の建材市場が成熟化している中で、海外戦略の柱としているのが中国事業の拡大。海外売上高は09年度の263億円(うち、中国市場46億円)、10年度予想450億円(同113億円)から、13年度には2,000億円、うち中国市場を500億円に引き上げる目標を掲げている。今回のハイアールGとの提携によりこの目標が大幅に引き上げられる。
潮田会長は「中国などアジアが海外市場の主要ターゲット。世界No.1の家電メーカーの販売力・競争力・サービス体制を活用することで建材のほとんどの領域をカバーすることが可能」と提携の意義を強調。ハイアールの張会長も「中国では年間9億uの新築住宅需要、360億人民元の建材需要が存在。しかも内装付き住宅の比率は10%程度、大都市でも47%程度。今後、住設・建材は年間26%の成長率が期待できる市場」「建材商品開発力、高品質の生産技術力を持つ住生活Gと提携することで、中国の消費者に住宅用建材をワンストップで提供するとともに、これまでの価格から、安全・信頼性を最も重視する消費者のニーズに応えることが可能」と説明した。
両社は青島に建築設計・設備設計、施工監理を行う合弁会社と、建築資材の生産を行う合弁会社をそれぞれ設立。商品を中国市場向けに順次改良、中国全土を対象に発売する。「数年以内に山東省で50%のシェアを確保するのを皮切りに中国国内での販売を強化する」(潮田会長)。
野村不動産と住生活グループ
リフォーム事業拡大で提携
住生活グループと野村不動産ホールディングスは住宅リフォーム事業で共同キャンペーンを展開している。第1弾として、野村不動産が首都圏において過去に分譲したマンションを中心に、同グループの住宅管理会社である野村リビングサポートが管理しているマンション約6万7,000戸と、野村不動産グループが過去に建築・分譲した戸建住宅約2万5,000戸に対して、トステムの防音・断熱内窓「インプラス」、玄関ドア、防犯シャッター取り付け工事を特別価格で提供する。
さらに10月からは、INAX、サンウェーブを中心とした住生活グループ各社製品を組み合せた「水回りリフォームパック」(浴室、キッチン、トイレ、洗面台)を提供する。
今後も、両グループはリフォーム事業においてさまざまな商品サービスでも提携を検討・導入する。
7月アルミ建材出荷、5.0%減
住宅サッシ0.5%増、ビル14%減
7月のアルミ建材生産・出荷統計(確報)によると、総生産量は2万5,028d、前年同月比4.7%減、総出荷量は2万9,788d、5.0%減となった。出荷金額は427億9,700万円、5.3%減。d当たり平均出荷単価は143.7万円で、前年7月の144.1万円に比べ0.3%下落した。
部門別ではサッシの生産が1万4,986d、出荷が1万8,635dで、ともに6.0%減。住宅用サッシは生産が1.7%増、出荷0.5%増。出荷単価は140.5万円で、昨年7月の139.6万円から0.6%アップした。一方、ビル用サッシは生産が14.0%減、出荷が14.3%減。単価は158.5万円で、前年同月の159.5万円比0.6%下落した。
日本アルミ協会11月29日開催
「自動車のアルミ化技術講習会」
日本アルミニウム協会は11月29日10時〜16時40分、きゅりあん・品川区立総合区民会館(東京都・東大井)で、平成22年度「自動車のアルミ化技術講習会」を開催する。内容は▽特別講演:車体アルミ化の現状と将来アルミニウム展伸材に期待すること(日産自動車・千葉晃司)▽自動車用アルミニウム材料:ダイカスト(日本ダイカスト協会・西直美)▽同:鋳物(リョービ・駒崎徹)▽同:展伸材・板(神戸製鋼所・高木康夫)▽同:展伸材・押出(三菱アルミニウム・大島清司)▽自動車用アルミニウム材料の接合(日本軽金属・堀久司)▽自動車用アルミニウム材料の表面処理(三菱アルミニウム・山口恵太郎)。
参加費7,000円、定員150名(定員になり次第締切る)。申込みは電話03-3538-0221/FAX0233。
7月のアルミダイカスト生産
8.57万d、前年同月比21.5%増
経済産業省の金属製品統計によると、7月のアルミダイカスト生産量は8万5,660d、前年同月比21.5%増となった。9ヵ月連続のプラスだが、09年7月の生産量が7万532d、29.4%減となった反動。08年7月の9万9,893dに比べると85%の水準にとどまっている。
対前年同月比伸び率も、今年2月114.0%、3月84.6%、4月61.2%、5月35.1%、6月30.9%と縮小傾向にある。
7月車向けアルミ出荷、13.8万d
23.2%増、08年7月比では87.5%
経済産業省および日本アルミニウム協会によると、7月の自動車(二輪車を含む)向けアルミ製品出荷量は13万8,434d、前年同月比23.2%増となった。
プラスは09年11月以来、9ヵ月連続だが、08年7月の15万8,191dに比べると87.5%の水準。増加率も2月127.7%、3月106.7%、4月68.4%、5月41.6%、6月34.5%と縮小傾向にある。
三和シヤッターが出展
10月13日から「食品開発展2010」
三和シヤッター工業は10月13〜15日、東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2010」に出展する。同展示会は食品分野における最近の大きな潮流となっている「健康と安全」に関するアジア最大の技術展。21回目となる今年は出展企業580社以上、4.5万人の来場を見込んでいる。
同社は▽超高速シャッター「スパイラルシャッター」(高速開閉と高い気密性が特長で、食品関連の倉庫・物流センターや、強風・寒冷地域での使用に威力を発揮)▽断熱スライダー「NSチルド」(オーバースライダータイプの断熱ドアで、温度管理が重要な冷蔵倉庫や食品配送センターの開口部に最適)を展示。
さらに、高速シートシャッター「新型クイックセーバー」を参考出展する。工場や倉庫の出入口や建物内の間仕切りとして使用することで、ホコリ、虫の侵入を防ぐとともに、外気の流入を抑制して室内の急激な温度変化を防ぐ。今回、食品工場向けに改良を加え、ケースの納まりをコンパクトにした新タイプを開発した。
軽圧品流通市況、東京で2品種5円高
全国軽金属商協会・市場調査委員会(萬世興業・横山順司委員長)によると、8月末の軽圧品流通市況は、東京市場でアルミ大板、アルミ小板、52S板、56S棒の4品種が前月末比変わらず、快削棒、63S形材が5円高となった。大阪、中部
両市場は全品種が変わらず。
7〜9月期のNSP地金価格は260円、4〜6月期比10円高。東京地区で満額の上昇となっているのはアルミ大板のみ。快削棒と63S形材は5円の値上がりにとどまり、52S板と56S棒は全額未転嫁の状況。10〜12月期の地金価格は30円下げの230円となるが、流通各社は「未達分の値上げについて引き続き交渉する」としている。
店売り品の需要は8月半ば以降、若干落ち込んでいるものの、引き続き堅調。押出は欠品・納期遅れなど厳しい状況が続いており、板も夏以降、納期遅れが出始めているという。
三菱樹脂、製造能力7%増強
アルミナ繊維、車排ガス処理用
三菱樹脂は8日、自動車排ガス処理装置の旺盛な需要に対応、直江津工場(新潟県上越市)のアルミナ繊維の製造設備を増設すると発表した。11年3月末完成予定で、現行に比べ年間約300d、約7%能力を増強する。
同社はアルミナ繊維「MAFTEC(マフテック)」を直江津と坂井の2工場で生産している。1,600℃を超える高温環境下でも長時間の断熱性能及びクッション性を維持することが可能など、優れた特性を持つ。製鋼用断熱材や自動車の排ガス処理装置用途の触媒コンバーターやDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)のサポート材として高い評価を得ており、世界シェアは約40%。
現在、年間約4,500dの能力のある設備を保有しているが、2011年度には供給限界となる見込み。このため、年間300dの製造設備を増設することを決めた。立地場所は既存インフラの活用などにより工期短縮が図れ、マーケットの旺盛な需要に素早く対応可能な直江津工場とする。今後も需要が伸びると予想されるため、マーケットの状況を見ながらさらなる増産も検討する。
TOEXがアルミ製駐輪場新発売
建築基準法対応の高いデザイン
TOEXはこのほど、建築基準法に対応するとともにフラットで直線的なアルミ製駐輪場「アーキライン サイクルポートAR-A型」を開発した。10月1日から発売、初年度3,000万円の売上を計画している。
柱は屋根部の中心よりもずらした偏芯柱を採用、駐輪時にじゃまになりにくく、自転車の将棋倒しを途中で防止する構造となっている。また標準柱に加え、「サイン柱」「木目調柱」「スパンドレル柱」の3種類のデザイン柱も用意。建築物の直線的なラインと調和するフラット(4度)の屋根勾配をはじめ、屋根枠と梁のボリュームを抑えてスタイリッシュさを向上させた。
中国河南省鄭州市で開催
「2010中国アルミフォーラム」
「2010中国アルミフォーラム」が10月25〜27日、中国アルミ産業のメッカと呼ばれる河南省鄭州市の興亜建国飯店(Xijgya Jianguo Hotel)で開催される。主催は中国有色金属工業協会(CNIA)と、中国国家非鉄金属産業グループ(CNNG)。
プレゼンテーションの内容は【マクロ政策】産業調整政策の中国アルミ産業への影響(中国国家発展改革委員会)▽第12次5ヵ年計画における中国アルミ産業の構造調整について(中国工業情報化部)▽2011年の世界経済・中国経済の展望(中国国務院発展研究センター)【アルミ産業】電力価格政策の変更による中国アルミ製錬業への影響(CNIA)▽Chinalcoの将来戦略(Chinalco)▽低炭素経済における世界のアルミ産業について(国際アルミニウム協会)▽景気刺激策の終了が中国のアルミ需要に与える影響について(安泰科)▽中国アルミ製錬業における省エネ技術開発(CNIA)▽中国アルミ圧延業の現状(安泰科)【マーケット】インベントリー・ファイナンスとETF(上場投資信託)のアルミ市況への影響(Rusal)▽世界のアルミナ・アルミ新地金市場の分析と予測(中国国際金融有限公司)▽中国のアルミナ市場(安泰科)▽中国のアルミ新地金市場(同)【海外関連】世界のアルミ産業について(Hydro)▽世界のボーキサイト資源の開発と利用について(AME)。
また、Henan Zhongfu Industry Co.,Ltd(製錬から圧延までの一貫アルミ企業で、年産量は100万d以上、従業員5,000人、売上高約900億円)の工場見学を行う。
なお、日本アルミニウム協会からは石山喬会長が招待を受けて参加、開会の挨拶を行うほか、会員を対象に会長主催の懇談会を開催する。
参加料は10月7日までの申込みで早期割引が1,000米j、8日以降の申込みは1,200j。宿泊料は100〜285j。参加登録・宿泊予約は協会が代行する。問合せ・申込みは協会事務局まで(電話03-3538-0221/FAX0221)。締切りは10月7日。
新日軽、止水板「防潮板」拡販
集中豪雨・台風時浸水被害対策
新日軽は大雨や台風による浸水対策として有効な止水板「新日軽防潮板」の拡販に力を入れている。同社は1961年から防潮板を販売。店舗、マンション、地下街の出入り口、立体駐車場など浸水の恐れがある場所に設置可能で、年間80物件程度の設置実績がある。
本体パネルは軽量で強度に優れたアルミハニカムパネル。枠フレームは錆の心配がないステンレス製(SUS304)が標準仕様。本体パネルは幅2m、高さ2.5mで組立て時間はわずか2〜3分。
高さは各自治体が発行しているハザードマップを基に設定した水位に従って設置高さを決定。組立式(下枠ありと下枠なし)と常設式(引戸と開き)の4タイプがあり、設置場所に応じて選ぶことができる。
茨城マグネシウム工業会が開催
「第3回国際マグネシウム展」
茨城マグネシウム工業会(宮本隆会長=宮本製作所社長)は10月13日〜15日、東京ビッグサイトにおいて「第3回国際マグネシウム展」を開催する。出展予定者は、▽アート・プロエンジニアリング(超精密加工からコーティング技術開発)▽磯野製作所(マグネ・アルミパイプを圧入技術で軽量化したローラー、光学部品、ヘッダー、鍛造品の仕上げ、他)▽伊田興産(冷間プレス加工品)▽茨城日立情報サービス(モノづくりプロセスの革新)▽岩倉溶接工業所(レーザー加工・各種溶接加工)▽エヌシーネットワーク(工場検索サイト)▽榎本機工(マグネ鍛造用プレス、鍛造品サンプル)▽くまもとテクノ産業財団(次世代耐熱マグネ合金)▽ゴーシュー(二輪・四輪車用Mg鍛造品・押出材)▽権田金属工業(マグネAZ61合金、展伸材W=600)▽サンキャスト(マグネダイカスト製品)▽三協マテリアル(マグネ合金押出形材・鍛造ビレットとその加工品)▽伸栄工業(マグネ素材の各種製品)▽ダイイチ・ファブ・テック(板厚12tまでの製法・板金加工)▽太洋工業(精密板金製品)▽チカラ工業(マグネの型打鍛造・自由鍛造、熱処理加工)▽東京マグネシウム(マグネ押出・圧延材の輸入・国内販売、精密機械加工、溶接表面処理加工)▽トピー工業(高性能マグネ合金複合材料)▽日本金属(マグネ圧延の最先端・箔/各種合金/常温加工材)▽日本マグネシウム協会(マグネ製品・技術紹介)▽ハシバモールド(試作から量産まであらゆるニーズに即応)▽フジ精工(原材料・押出材・圧延材・ダイカスト部品・線材・パイプ曲げ加工品)▽POSCO-JAPAN(POSCO Mg in Every Mobile)▽前島工業所(マグネ製携行車椅子/多目的カート、他)▽宮本製作所(ボーリングバースリーブ/マグネコレット/マグネベアリング)▽山野井精機(Mgの順送金型製品とプレハブ加工、ボス成形/筐体/名刺入れ)▽ヤハタ(マグネ・アルミ・ステンなどのバフ研磨)▽リガク(結晶方位解析関連装置・ソフトウェア、X線応力測定装置、X線解析装置)▽茨城県工業技術センター。
講演会は【10月13日】内外のマグネ産業動向(日本マグネシウム協会専務理事・小原久)▽NEDO「マグネ鍛造技術開発プログラム」について(大阪府立大学教授・東健司)▽KUMADAIマグネ合金の研究開発動向(熊本大学大学院教授・河村能人)【14日】長岡技術科学大学高性能マグネ研究センターにおける研究紹介(長岡技科大教授・鎌土重晴)▽台湾におけるマグネの研究および超軽量Mg-Li合金と水素吸蔵合金ZK60の研究(台湾国立東華大学教授・王建義)【15日】冷間プレス成形性に優れたマグネ合金(京都大学大学院教授・馬渕守)▽石油文明からマグネシウム文明へ(東京工大教授・矢部孝)。問合せは同工業会まで(電話029-303-6285/FAX6289、E-mail:ibamag@aq.wakwak.com)。
建産協Webサイト「カタラボ」
8月アクセス981万PV・記録更新
日本建材・住宅設備産業協会はこのほど、同協会が公開している、建材と住宅設備のデジタルカタログ集「カタラボ」の8月の月間アクセス数が過去最高の981万ページビュー(PV)にのぼったことを明らかにした。4ヵ月連続で前月比プラス、3ヵ月連続で900万PVを超えた。
同ポータルサイトは建材・住宅設備を扱う各企業のカタログを電子ブック形式で収録。企業ごとの検索をはじめ、建築用途・工事区分・部位ごとや、フリーワードでの検索もできる。
8月末の参加企業数は138社、掲載カタログ数545、掲載ページ数は4万9,642ページ。8月から、従来の正会員131社に加え、建材・住宅設備製品関連の商社・代理店・販売店7社が賛助会員として参加したことで、アクセス数が増加した。
日本マグネシウム協会が講演会
「マグネの次世代燃料への適用」
日本マグネシウム協会は10月29日10時30分〜17時、日本アルミニウム協会会議室(中央区銀座)において講演会「マグネシウムの新たなる可能性〜次世代燃料への適用に向けて」を開催する。
内容は▽マグネのエネルギーへの利用(東京工業大学・矢部孝)▽マグネ製錬プロセスへのCBMの利用とCO2炭層固定の可能性(地下資源イノベーションネットワーク・出口剛太)▽マグネ基磁性材料の創成とその特性(日本大学・久保田正広)▽マグネを用いた二次電池〜その可能性と課題(山口大学・吉本信子)▽マグネ空気電池の開発と展望(TSC・鈴木進)▽水素貯蔵材料MgH2の製造と応用(バイオコーク技研・上杉浩之)。
参加費は会員2万円、非会員3万円。問合せ・申込みは電話03-3538-0230/FAX0233。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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