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NO.2174(2014年4月7日号)
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東洋アルミが「アルペースト」の新庄製造所を公開 車用高級塗料は世界シェア40% 14年度生産計画5,100d、10%増
東洋アルミニウムは3月27日、自動車用アルミペーストの世界最大の製造拠点である新庄製造所を公開した。同社はこの分野で米国・欧州・中国でグローバル展開するが、そのマザー拠点として新製品・新技術の開発に磨きをかける。
日米欧中のグローバル展開の拠点
この日、記者団を出迎えたのは楠井潤取締役常務執行役員パウダー・ペースト事業本部長(写真)以下、徳田精徳執行役員新庄製造所長、長野圭太技術開発部
長、井原章博同業務管理部長、長條建二同製造部長、土居誠同事業本部開発販売部長の諸氏。途中で立ち寄った御所工場では新田秀人工場長、宮脇敏明業務グ
ループ担当部長とも名刺交換した。1年前に見学したアルミ箔の八尾製造所でもそうだったが、見学者に対してスタッフ全員が揃って出迎え、質問に対してそれ
ぞれの専門家が分かりやすく丁寧に応対する光景に、東洋アルミの企業精神が垣間見られて清々しい思いが感じられた。以下アルミパウダー・ペースト事業の歴
史を時系列に並べる。 @1957年7月、竜田工場でペースト生産開始 A1968年10月、アルミ粉の新庄製造所新設 B1977年4月、竜田を閉鎖、新庄に統合 C1982年7月、フランスに欧州市場の生産販売を目的に「トーヤルヨーロッパ」を設立 D1982年12月、アルミ粉専用の日野製造所を新設 E1987年7月、米国の生産販売拠点として「トーヤルアメリカ」を設立 F2007年4月、中国の生産販売拠点として「肇慶東洋セT業」を設立 G2009年12月、中国のアルミ粉の生産販売拠点として「湖南寧郷吉唯信金属粉体」を設立 H2012年4月、昭和アルミパウダーを合併し、御所製造所(現御所工場)を設立、その後新庄製造所に統合
即ちパウダー・ペースト事業を開始してから57年を経過、その間、大消費地の欧州・米国・中国に生産販売拠点を設立してグローバル展開を実現。新庄製造所
は同社のパウダー・ペースト事業の最大の製造所であるとともに、新製品・新技術の発信拠点であり、他の製造拠点に対する指導的役割を果たすマザー工場の役
割を担っている。 年産能力6,000d、原料は日野から アルミペーストの原料となるアルミパウダーはアルミ粉専用の日野製造所から供給
を受けるとともに、アルミ箔のリターン屑などを活用する。品位は99.7%の普通アルミで、合金や高品位地金は特殊用途に極く一部という。アルミ地金を溶
解し、特殊雰囲気内で噴射するアトマイズ法でアルミ粉を製造、その約60%を新庄製造所が使用する。残りのアルミ粉はH‐U・H‐UA・H‐UBなど国産
ロケットの固体燃料用などに使用する。ロケット用は国内唯一という。 ペイント顔料の素材となるアルミペースト(商標「アルペースト」)はアルミ
粉をフレーク状に粉砕・加工した製品で、塗料に配合することによりシルバー色・カラーメタリック色に設計できる平均粒子径が数μ〜数10μのアルミ顔料。
その製法工程は@日野製造所が供給するアルミ粉と油分の脂肪酸を混合、Aボールミルによる粉砕、B粒径の大きさを揃える篩い分け、C油分とペーストを分け
る固液分離、D分離したペーストを練り込む混練、E金属缶への詰め込み、F出荷─で構成される。 最初の工程であるボールミルは中型のステンレス
製円筒で、中にパチンコ球のような鋼球が大量に入れられ、回転してアルミ粉をフレーク状に粉砕する。篩い分け工程はマンホール大の円形ステンレス製の篩が
振動し、ペーストの粒径の大きさを揃える。固液分離は布体による酒絞りのようなもので、余分な油分を除去する。 高級な自動車用は世界断トツ
ボールミル、篩い分け機は数十台が並ぶ。アルミ圧延機や押出機など大型設備を見慣れたアルミ記者には何か化学工場のような印象を受ける。その中に創業57
年の経験とノウハウの積み上げ及び最新技術がぎっしりと積み込まれ、1s当り数千円という圧延品などで考えられない高付加価値品を生み出す。 新
庄製造所のアルミペーストの年産能力は約6,000d。時系列で見ると08年度4,700d、09年度5,100d、10年度5,200d、11年度
4,800d、12年度4,900d、13年度見込み4,600d、14年度計画5,100dとなっている。08年度以降大きな伸びはないが、これは米欧
中の子会社の生産体制が整うに連れ、現地顧客への供給の海外移転が進捗したことによる。 アルミペーストには塗膜表面で光を反射する一般仕様の
リーフィングタイプと、塗膜内部で反射する高級仕様のノンリーフィングタイプがある。前者は防錆塗料・耐熱塗料・ルーフィング用・印刷インキ・マーカーペ
ンなどが用途。後者は自動車及び単車上塗り・自動車部品・家電製品・印刷インキ・船舶用・缶コート・樹脂練り込みなどが用途。 新庄製造所の最大の特徴は、@アルミ粉からペーストまでの一貫生産体制を整えていること、A高級品のノンリーフィングタイプの量産体制を整え、特に高品質が必要とされる自動車用アルミペーストの供給体制では国内はもちろん、世界市場で圧倒的なシェアを確保していること。 すなわち一貫生産体制といえば、日野製造所においてアトマイズ法によりアルミ粉を量産し、新庄製造所が必要とするアルミ粉のほぼ全量の供給を受け、アルミペーストに最終製品化する。 またノンリーフィングタイプの生産量は全生産の70%(14年度生産計画)を占める。そのうち自動車向けが主力の高輝度品は、全生産量の40%を占めている。これだけの供給能力を保有するのは、国内はもちろん海外企業にもなく、東洋アルミが断然強い。
自動車用アルミペーストの国内外シェアは別図の円グラフ(東洋アルミ推定資料)で、国内シェアを見ると東洋アルミ77%、A社18%、B社5%とほぼ独占
する勢い。これをグローバルシェアで見ると東洋アルミ40%、C社30%、D社20%、E社7%、その他2%の割合で、東洋アルミが断然トップを走る。
「自動車用メタリック高級塗料を生産できる塗料メーカーは世界に数社がある。それらへの納入について、東洋アルミ、その他の高級アルミペースト3社が激し
く鎬を削っている。中国はまだ技術的に3社のレベルには達していない」(楠井取締役常務執行役員)。 市場先行型の新製品が続々誕生
「生産設備能力は余力が十分で、当面大型の設備投資は必要ない」という新庄製造所が最も力を入れているのが、技術開発に裏打ちされ、「マクロはミクロを反
映する」をスローガンに掲げて推進する新製品の開発。「15年度には研究開発棟を新設する計画」(同)というから、15年度以降技術開発・新製品開発は一
段と加速しそうだ。高級アルミペーストの用途はそれぞれ規模の小さいニッチな市場だが、寄せ集めると結構な量となり、何よりも利益率が高く他のアルミ製品
では考えられない高収益が魅力だ。 新製品開発の最前線の例を挙げると、@極薄アルミ顔料「Moonlight
silver」=厚み300A・粒径13〜18μで、蒸着アルミ顔料などに使用、A樹脂コートアルミ顔料=アルミ顔料表面を樹脂が被覆。塗膜の密着性・耐
薬品性が向上、B水性塗料用アルミ顔料「EMERAL」=アルミフレークの表面がシリカの緻密な皮膜に覆われているため、耐水性・耐酸性・耐アルカリ性に
優れる。また皮膜の透明性が高いので、光沢の低下が少ない、さらに環境汚染や人体に対する悪影響がない−などの特徴を持つ。「EMERAL」は今までアル
ミを使用できなかった水性塗料への使用を可能にした点が画期的。 このほかC高彩度着色アルミ顔料「フレンドカラーNew
Series」、D人が見る角度によって色彩・色調が微妙に変化する干渉色アルミ顔料「CHROMASHINE
COSMICOLOR」、E導電性金属顔料「TOYAL TecFiller」─など多彩な新製品の枚挙にいとまがない。 いま力を入れているの
が「ステンレスフレーク顔料」。従来のアルミ素材から高品質ステンレス(SUS316L)に転換したもので、ボールミル装置、その他の専用生産設備を備え
て、量産化を急ぐ。特徴と用途は@高防食性・高耐久性=鉄が錆びて使えないプレコート鋼材・鋼管など構造材・建材部品、A高耐候性=高価なフッ素樹脂を使
用することなく、高耐候性が可。外装パネル・建材、B耐塩水性・耐腐食性=腐食しないので沿岸部の建物・厨房機器、C意匠性=プラスチック・コンクリート
への使用が可。窯業系外装パネル・FRP製覆蓋など、D高耐摩耗性・高摺動性=ボルト、シリンダーライナー他、E遮熱性=アルミでは困難なアルカリ性・水
性塗料。瓦・壁材。これら多くの新製品が明日の東洋アルミを背負って立ち、未来を切り拓くといってよい。 収益性向上と安全・健康 同事
業・新庄製造所の経営課題について、楠井取締役常務は「第1にコストダウンによる収益性の向上。第2が徹底した安全対策、第3が従業員の健康維持」を掲げ
る。グローバル市場で競合他社よりさらに優位に立つにはコストなど市場競争力の強化が不可欠という。また着火しやすいアルミ粉・油分を使用するため、火災
事故の防止など安全対策は欠かせない。さらにコンサルタントを入れて従業員の生活習慣の改善を図るなど健康保持には細心の注意を払う。
14年度アルミ製品総需要402.2万d・0.5%増 内需379万dで微減、輸出が22%増 13年度は6年振り400万d台に回復
日本アルミ協会は3月28日、13年度におけるアルミ製品総需要見込みと14年度の見通しを発表した。それによると13年度は消費税増税の駆け込み需要な
どにより400万1,418トンで2.8%増と6年振りに400万d台を回復した。また14年度はその反動で内需は0.6%減と低調なものの、円安などで
輸出が21.9%増と大きく伸びて内需のマイナスをカバー、合計では402万1,890dで0.5%の微増を予測する。詳細は次頁・表の通り。 【圧延品(構成比45.2%)】別項を参照 【鋳造品(同10.7%)】90%以上が自動車向けで、13年度は3.2%増と堅調に推移。14年度はその反動があるものの、海外自動車生産向け部材・部品の輸出増により0.4%の微減に留まる見通し。 【ダイカスト(同24.5%)】80%超が自動車向けで、鋳物同様に13年度は駆け込み需要で2.0%増となった。14年度は部品・部材の輸出増が見込めるものの、内需の減少も厳しく、0.2%減を予測。 【電線(同0.5%)】需要の大半が電力用。電力会社の設備投資抑制が厳しく、低水準で推移。 【鉄鋼(同3.4%)】高炉向け脱酸材が主力で、13年度は粗鋼生産増で3.7%増と堅調に推移。しかし14年度は国内の粗鋼の減産が予想され、0.4%の微減。 【輸入(同8.0%)】円安もあり、13〜14年度と中国・タイからのアルミ製品輸入が増加。
【輸出(同5.4%)】輸出の大半が缶材などアルミ板で、13年度は契約時が円高だったことや、主要輸出先の中国・タイの経済成長鈍化により9.6%減と
大きく落ち込んだ。14年度は円安がフルに寄与、中国、東南アジア向けに伸び、21.9%の大幅増を予測。この結果、総需要に対する輸出の占める割合は
13年度見込み4.8%から14年度5.8%に1ポイント上昇する。
13〜14年度のアルミ箔の需要予測 前期9.7%増、今期3.1%増と回復へ
構成比28.5%のコンデンサが11.8%増
日本アルミ協会はこのほど13年度におけるアルミ箔の需要見込みと、14年度における需要見通しをまとめた。それによると13年度の総需要は10万
2,018dで9.7%増と2ケタに近い伸びを記録、14年度も10万5,200dで3.1%増と順調な回復を予測する。主要用途別は別表の通り。 内需の29.5%を占める食料品は13年度に円安による食料品の輸入減、増税前の駆け込み需要などで4.1%増と堅調に推移。しかし14年度は輸入品の伸び悩みが続くものの、増税後の反動減などにより1.9%減と予測。
構成比47.0%と最大の電気機器向けは13年度にコンデンサ用が20.9%増、リチウムイオン電池用などその他電機が11.7%増と大幅増加した。14
年度も伸び率はやや鈍化するもののこの傾向は変わらず、電気機器向けは9.2%増を予測する。その他の分野は医薬品など化学向けを除き低調。 構成比4.8%の輸出は円安を背景に13年度は68.8%増と大きく伸び、14年度はその横這いを想定する。
14年度の圧延品需要予測 計200.1万dで0.6%の微増
板4%増・押出4%減と明暗二分
日本アルミ協会はこのほど13年度におけるアルミ圧延品の需要見込みと14年度の見通しを発表した。それによると13年度は板114万9,643dで
1.1%減、押出83万8,642dで6.0%増となり、合計では198万8,285dで1.8%増の見込み。 また14年度は板119万5,620dで
4.0%増、押出80万5,420dで4.0%減、合計200万1,040dで0.6%増と200万dの大台をキープする予測。しかし過去のピークである
96年度の252万9,000dに比べると21.4%減と依然低水準が続く。板・押出別、内需・輸出別予測は別表の通り。 14年度の予測で特徴
的なことは消費税増税後の反動で主力用途が大きく落ち込むこと。すなわち板類の内需で構成比13.6%、押出類の内需で16%を占める自動車や、押出で
63%を占める建設は13年度が駆け込み需要で好調に伸びた反動減が厳しく、自動車は5.0%減・建設は6.3%減と大きく落ち込む。食料品も缶材が低調
で0.2%減を予測。これにより板の内需は99万5,620dで0.9%の微増、押出の内需は79万7,420dで4.0%減、板・押出併せた内需は
179万3,040dで1.4%のマイナス成長を予測する。 その落ち込みをカバーするのが板の輸出。板の輸出は約1/2が缶材だが、円安がフル
に寄与すること、国内製缶メーカーによる海外製缶企業の買収などにより、板の輸出が20万dで22.8%増(13年度12.5%減)と大きく伸びる。仕向
け地別では中国・東南アジア向けの増加を予測する。
日本アルミ協会が表彰式 「アルミと未来」絵画コンクール
会長賞に柏市立第四小の沼尻さん 日本アルミ協会は3月28日、都内のホテルで「第3回アルミと未来・絵画コンクール」の受賞者を発表するとともに、表彰式を挙行した。アルミ製品の普及促進、将来を担う子供たちへのアルミへの理解の向上を目的に実施するもので、対象は小学5・6年生と中学生。 今回は全国1,056作品(前回1,220作品)の中から、最高賞の日本アルミ協会会長賞1点・最優秀賞1点・優秀賞2点・審査員特別賞2点・佳作20点の計26作品が選ばれた。受賞者には山内重徳会長から賞状と記念品が手渡された。
協会会長賞に選ばれたのは千葉県柏市立第四小学校6年生の沼尻明日香さんが描いた「アルミの宇宙都市」。「最も先進的なアルミの使用例が描かれた作品」と
して、審査員の高評価を得た。最優秀賞は東京都青梅市立吹上中学校1年生の矢野玲依亜さんの「アルミの飛行船で叶う夢の世界旅行」。今回は「アルミからエ
ネルギー問題を考えるテーマの作品が多かった」という。 受賞全26作品は東京「銀座ギャラリー」(地下鉄銀座駅と日比谷駅を結ぶ地下鉄通路壁面)で4月29日まで展示公開。またカロス出版「アルトピア」4月号表紙に上位受賞作品を掲載する。
回復の実感なし、賃上げは困難 アルミ協会正副会長が定例会見
日本アルミ協会の山内重徳会長(涯ACJ会長)、石山喬(日本軽金属HD社長)・竹内正明副会長(潟Aルミネ社長)は3月28日、定例会見を開催、それぞれの立場から業界の現状や賃上げの状況などを概ね以下の通り述べた。
【山内会長、写真】アルミ圧延品需要は4〜6月に消費税増税の反動減があろうが、影響は軽微で長くは続かないと思う。7月頃から平常に戻り、全体として回
復基調になるのではないか。需要は悪くはないが、アベノミクス効果が素材産業の圧延品まで届いていないというのが実感だ。従ってUACJの場合、社員の
ベースアップを実施するまでには到らないと判断している。その分はボーナスなどで調整する。それより懸念されるのがエネルギー費の高騰だ。ここ5〜6年の
上昇は企業採算を厳しく圧迫する。経済産業省首脳にはこのままでは日本全体の産業が危うくなると危機感を何回か申し上げた」 【竹内副会長】当社
は2回ベースアップを実施した。大手に比べて賃金が安かったこと、円安で欧州の自動車向けアルミ部品の輸出が増加、企業採算が好転したことなどによる。欧
州は自動車の軽量化が遅れており、軽量化のための日本の高品質アルミ部材へのニーズは強い。賃上げの結果、社員が細かいところまでコストダウンに注力する
などモラルアップの効果が大きい」
東洋機械金属が2社と資本業務提携 日本製鋼・宇部機械が株式取得 中国など国際市場で勝抜き作戦
鞄立製作所系の東洋機械金属(片山三太郎社長)は3月28日、27日付で鞄本製鋼所(佐藤育男社長)、宇部興産機械(久次幸夫社長)の両社と資本・業
務提携することで合意したと発表した。同社はプラスチック・アルミなどの射出成形機及びダイカストマシン(DM)の大手だが、中国など成長市場で勝抜くた
めには国内大手2社との更なる協力関係の強化が不可欠と判断した。 同社は日本製鋼所とは中国における部材調達における相互協力を実施中。また宇
部興産機械とはDMの生産で業務提携するとともに電動DMの開発協力で提携済み。今回の資本業務提携はさらに一歩踏み込むことで3社がコスト低減・品質向
上・製品ラインナップの充実・サービス体制の強化など図り、グローバル市場で勝抜く戦略。2社との提携内容は概ね以下の通り。 【日本製鋼所】@小型射出成形機の開発、A資材調達ルートの相互活用、B射出成形機の技術・販売及びサービス全般の相互協力 【宇部興産機械】@油圧式DMの生産分担、A電動DM「Dsシリーズ」の販売協力、B完全電動DMの共同開発 資本提携の内容は以下の通り。日本製鋼所及び宇部興産機械は、東洋機械金属の主要株主である鞄立製作所及びその子会社が保有する東洋機械金属の株式の7.00%を取得する。
(株)LIXILがGMC体制強化 各国・エリアにビジネスリーダー
4月1日付で最高経営執行体制として新たにGlobal Management Committee(GMC)を発足し、グローバルマネジメントをより強化する。
【目的】@住生活産業における真のグローバルエクセレントカンパニーへ進化する、Aグローバル組織体制としての組織間連携・ガバナンス及び組織効率を図り
ながら、各組織が戦略的に一体となるOne
LIXILを実現する、B短・中期及び長期における業績達成により、ステークホルダーへのコミットメントを実現する。 【役割・機能】@GMCはLIXILの最高経営執行体として、グローバル経営に関する戦略と方向性を決定する、AGMCはビジネスリーダーとファンクションリーダーで構成され、意思決定を行う、B総合シナジーを最大化する。 @Japan
company、白井春雄、APremasteelisa、Nicola Greco、BAmerican Standard Brands、Jay
Gould、CChina、Ken Ng、DAsia Pacific and Korea、Bill Chrichton、EGROHE、David
Haines。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
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