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NO.2268(2016年7月11日号)

住宅用玄関ドア・引戸市場・企業の最新動向
15年度4.3%増の72万8,800枚
取替え需要喚起へ、商品開発を強化

リーマンショック後、回復傾向を見せ、消費税8%の駆け込みで増加したが、14年度はその反動でダウンしたものの、15年度は回復した。16年度は4.9%増の76万4,700枚を計画する。

  住宅用玄関ドア大手5社(LIXIL、YKK AP、三協アルミ社、三和グループ、文化シヤッター)の住宅用玄関ドアの販売枚数は72万8,800枚(前年度比4.3%増)となった。住宅着工戸数の伸 び率4.6%とほぼ匹敵する伸び率だ。玄関ドア市場は他の住宅設備機器同様、住宅着工戸数に比例してきた。リーマンショック後、回復傾向を見せ、消費税 8%の駆け込みで増加したが、14年度はその反動でダウンしたものの、15年度は回復した。16年度は4.9%増の76万4,700枚を計画する。
3強のシェアは93.8%
  住宅用玄関ドア・引戸の市場は、LIXIL、YKK AP、三協立山且O協アルミ社が3強を形成する。3社のシェアは実に93.8%(14年度94.0%)を占める。前年より0.2ポイントほど低下したが、 大勢に変化はない。注目は3強のシェア争いであるがこれも大きな変化はない。15年度はLIXIL43.9%(14年度比0.5ポイント低下)、YKK AP33.2%(同0.6ポイントアップ)、三協アルミ社16.7%(同0.3ポイント低下)である。
新商品のトレンド
 住宅用玄関ドアの新商品投入は今年も活発だ。トップのLIXILは今年4月に国土交通大臣認定防火設備の「防火戸リシェントU玄関ドア」を追加発売した。この2〜3年、防火戸の商品を毎年投入しており、今年は1dayリフォームで訴求していく。
 YKK APが今年投入した玄関ドアの新商品は高断熱玄関ドア「イノベストD70/D50」。窓と合せて玄関ドアの断熱化を訴求していく。2020年に省エネル ギー基準の義務化やネット・ゼロエネルギー・ハウス(ZEH)を見据えての高断熱ドアの投入だ。U値は0.93W(uK)。金属ドアでU値1を切ったのは 業界で初めて。
 そして、電気錠も標準装備した。同社の玄関ドアの電気錠占有率は50%を突破する。電気錠時代が押し寄せているのは間違いない。
 三協アルミ社の今年の新商品はネクスト玄関ドア「ファノーバ」。最新のタッチ式電気・電池錠を取り揃え、機能、スペック、デザイン、カラーにおいても進化させた。玄関ドアの主力商品「ラフォース」をモデルチェンジし、この商品を今後主力商品とする考え。
 高断熱玄関ドア、ワンタッチ式の電気錠、そして都市部の防火エリアを狙った商品といったように、トップ3は社会環境の変化に対応、少し先を見つめた商品開発に注力する。
 住宅用玄関ドアの16年度販売計画は5社合計で76万4,700枚(前年度比4.9%増)。
 消費税10%が見送られ、駆け込み受注がなくなったものの、住宅用玄関ドア市場は「横ばい」もしくは「明るい」とする見方が大勢。
  これまで住宅用玄関ドアは住宅着工数に連動するといわれてきたが、新築が不透明でも、強気計画を打ち出すのは、玄関ドアの取替え需要が活発化してきたから だ。玄関ドアメーカーも数年前から住宅ストックの取替えに的を絞って展開してきたがその成果がやっと出てきたことが強気の計画となっている。
 LIXILは玄関ドアだけではないが昨年リフォームの売上げが10%ほど伸びた。新築の低迷をリフォームでカバーした。リフォーム需要をどれだけ顕在化できるかの競争になったといえる。
玄関ドアの色は木目調が66%に
  日本サッシ協会の調査(16年3月刊行の住宅用建材使用状況調査)によると、最近の戸建住宅の玄関ドアのトレンドは、@電気錠システムの採用が増加し始め たのと、A玄関ドアの色は木目調が圧倒的人気、B断熱ドアの取付比率は80%台の高水準、C玄関開戸における防火戸は全国平均21.3%も東京都は 79.7%、神奈川県69.5%と大都市の玄関ドアは防火戸が主流となった。
 この調査は、サッシ協会会員各社の営業マンが全国の新築現場を回って目視調査しているもので調査時期は15年8〜9月にかけての1ヵ月間。14年8月以降に建築された戸建住宅が対象。サンプル数は3,000戸である。
*玄関のタイプは89%が開戸
 玄関のタイプは開戸が89.5%で前年調査より0.3ポイント減少したが、直近4年間は89%台で推移している。
*東京は防火戸が80%
 開戸のうち防火戸は21.3%(前年19.7%)であるが、東京79.7%、神奈川69.5%は、ずば抜けて高い。工法別の防火戸の構成比率をみると、在来工法17.7%、プレハブ住宅25.0%、2×4住宅29.8%で、2×4住宅が高い。
  前回から調査を開始した電気錠システムの取付比率は29.9%(前年22.2%)にアップした。「最近は配線工事を伴われないものが出てきたので普及が進 むと思う。電気錠システムは利便性から今後さらに増えるだろう。カギを回さなくても開くのは便利、標準化されていけばいい」(日本サッシ協会住宅部長・宇 野学さん)と期待をかける。
 電気錠玄関(開戸)の地方別取付け率は、最も高いのが四国の35%、次いで近畿28%、北陸26.1%、関東25.9%低いのは北海道の13.9%、東北の16.9%。(詳細は「建材情報」No.427参照)


三和HD、仏 産業用ドアの
ノルスード社を買収

  三和ホールディングスの100%子会社であるノボフェルムグループ(本社所在地:ドイツ)は、産業用ドアの製造・販売・施工・サービスをフランスで展開し ているノルスード・ジェスチョン社(Norsud Gestion SAS 「以下ノルスード社」)の株式100%を取得。
 三和グループは、スチール建材におけるグローバル・メジャー企業となるべく日本、米国、欧州、アジアの4極に展開しており、欧州においてはノボフェルムグループが事業活動を展開している。
  ノボフェルムグループは、2014年にオランダの産業用ドアメーカー・アルファ社(Alpha Deuren International B.V.)を買収し、非住宅部門/産業用ドア製品の強化を図ってきた。 同社は、今回のノルスード社買収により、フランスにおける施工・サービス体制を強化し、今後も欧州市場における非住宅部門のさらなる強化を図る。
ノルスード社の会社概要
(1)商 号 Norsud Gestion SAS
(2)所在地 リヨン、フランス
(3)事業内容 産業用ドアの製造・販売・施工・サー ビス
(4)売上高 24百万ユーロ(2016年3月期実績)
(5)従業員 150名
ノボフェルムグループの概要
ヒンジドア、ガレージドア、産業用ドア等製造販売で欧州第2位の企業グループ。
(1)売上高 399百万ユーロ(2015年12月期実績)
(2)従業員 2,040名


アルミ合金瓦にかわって
浅草寺「五重塔」チタン屋根に
カナメが葺き替え工事

 株式会社カナメ(本社:栃木県宇都宮市 社長:吉原正博)では、軽量・高耐久のチタン成型瓦で、浅草寺(東京都台東区)の五重塔屋根葺き替え工事が始まった。設計・施工の清水建設のもと、チタン屋根工事を同社が行う。
  現在の五重塔は昭和48年(1973年)に再建された建物で、屋根はアルミ合金瓦を使用している。再建から43年が経過し、既存アルミ合金瓦に点錆や軒先 の一部に歪みが発生しており、屋根を葺き替える事になった。 屋根工事にあたってはすでに浅草寺 宝蔵門(2007年5月完工)、本堂(2010年11月完工)で実績のある チタン屋根「チタン カナメ段付本瓦葺き」が採用された。このチタン瓦は喜多方市にある同社の喜多方工場で製造され、浅草寺に届けられる。
 現在の金属屋根材で最も耐 候性のあるチタンを使用することにより、酸性雨や潮風などの環境影響をほとんど受けない。意匠性に関しては、過去の本堂のチタン屋根工事においても素材色 に微妙な濃淡違いを3種類用意し、それらをランダムに配置することにより瓦屋根特有の「色むら」を再現していたが、今回のチタン材は配色をより「いぶし 瓦」に近づける改良を施し、美しさを追求した工事となる。
【工事概要】
 工事内容:浅草寺五重塔屋根改修
 屋根面積:1,553.9u
 使用製品 :チタン カナメ段付本瓦葺き(厚さ  0.3mm)総枚数 約57,000枚
 塔  高:53.32m(基礎部分含む)
 完工予定:2017年4月(五重塔本体のみ)


YKK AP
「NEWコンコード」発売

 YKK APは、断熱スライディングドア「NEWコンコード」を7月4日から全国で発売した。  スライディングドアは、片引きタイプの玄関引戸で、開閉動作が楽 な点や開きスペースをとらないことから、近年都市部の狭小地などでも採用される機会が増えている。高断熱住宅の普及・促進の流れや、玄関ドアの機能性やデ ザイン性の高さに対する需要を踏まえ、スライディングドアにおいても従来以上で業界初の性能・機能・デザインをもつ商品を投入し、玄関ドアと同等の提案を 可能にする。
 今回、断熱性能では袖部(扉を引込むスペース)の複層ガラス空気層を従来の12oから16oへ拡大し、さらに枠の断熱化により、鋼製引戸で業界初の断熱性能値(U値)2.31 W/(u・K)を実現。玄関ドア同等の断熱性能まで向上させた。
 機能面では、玄関ドアで発売以来好評を得ているハンドル一体型電気錠「スマートコントロールキー」を引戸用として業界で初めて開発し、標準搭載した。
 枠デザインについては、新たに「木調色枠」を設定。従来に比べスリムになった上枠と扉との一体感のある意匠を目指した。
 扉デザインは、引戸ならではの和風デザインからモダンや洋風、ベーシックと幅広くラインアップ。カギを閉めたままでも風を通す「通風機構」を設けたデザインも設定し、多様なニーズに応えていく。


マンションドアシリーズの
商品体系を見直し

 三和シヤッター工業は、マンションドアシリーズの商品体系を見直し、7月10日より全国発売する。
  三和のマンションドアは、さまざまな表面材やデザイン、錠前、機能を取り揃えており、ユーザーのニーズに合わせて提案することがでる。このたび、マンショ ンドア「エックスドール」「セレドール」「トレドール」シリーズの商品体系を見直し、シリーズ内の商品を統合・廃止や表面材やデザイン、仕様についての価 格グレードを数段階に設定することで、ユーザーが選びやすく分かりやすい商品体系に見直した。また、流行を取り入れた表面材10色を追加し、ユーザーの ニーズに合わせたカラーバリエーションになっている。これまで価格・デザイン面で細分化して分かりづらかった問題を解消した。


LIXIL「ソーラールーフ」
バリエーションを強化し新発売

 LIXIL は、屋根とソーラーパネルを一体化することで、シンプルな外観デザインと高い施工性を実現した屋根一体型太陽光発電システム「ソーラールーフ」に、現場で のジャストフィットを可能とする1o単位での寸法対応や、屋根材との組み合わせによる軒先張分け仕様など、多彩な設置ニーズに応えるバリエーションを新た に設定し、2016年8月1日より受注開始する。
 「ソーラールーフ」は、屋根材が不要な構造により一度の工事で施工できる点や、屋根置き型に比べ屋根材分のコストを抑えて設置することが可能な点が好評、高効率タイプの屋根一体型太陽光発電システムである。
  今回、さらに現場対応力を強化し、あらゆるニーズに対応するため、さまざまな屋根寸法に対応できるようアルミ調整材による調整機能を採用、1o刻みでの調 整が可能となった。調整材は幅方向だけでなく、流れ方向にも採用しており、業界初となる幅方向・流れ方向ともジャストフィット対応が可能。加えて、軒側欠 け・棟側欠けにも対応することで、流れ屋根や切妻屋根などの屋根形状にあわせたバリエーションを豊富に揃えている。
 さらに、搭載量を調整するた めのダミーモジュールを新たに用意したほか、パネルと屋根材を張り分けることで搭載量の調整を可能とし、さらに積雪地域では雪を落としながら発電を促すこ ともできる軒先張分け仕様も用意している。張分け構造とすることで、後から屋根材だけをメンテナンス交換することも可能となるほか、同社の屋根材「T・ ルーフシェイク」や「セネター」と組み合わせることで、屋根全面をまとめて長期保証※2する。
※2:保証内容:ソーラーパネル出力20年、太陽光発電システム15年、屋根基材保証30年、屋根美観保証10年


金属サイディング工業会
施工例写真コンテスト作品募集開始

 日本金属サイディング工業会は恒例の「第15回金属サイディング施工例写真コンテスト」の作品募集を開始した。
 金属サイディングを使用した建物全体の外観や特長ある貼り分け、金属サイディング 以外の材料との組み合わせ等、こだわりや工夫された点を基準に選考。住宅・非住宅・建物の規模や予算等は関係なし。
対象作品:金属サイディングを使用した施工例
対象部門:新築部門・リフォーム部門
特別審査員:ハル建築研究所 杉田宣生氏、潟買B ルディッシモ代表取締役江口恵津子氏
詳細は工業会のHP(http://www.jmsia.jp/)で。


TOTO・YKK AP 共同出展
「HOUSE VISION  2016」

 TOTOとYKK APは、 東京・江東区青海で2016年7月30日(土)から8月28日(日)まで開催される「HOUSE VISION 2016 TOKYOEXHIBITION」に共同で出展する。
  展示空間デザインは建築家の五十嵐 淳氏と家具デザイナーの藤森 泰司氏が担当し、 展示コンセプトは「内と外の間/家具と部屋の間」とした。 「窓」を単なる壁の開口部と考えず、 奥行きを持った空間として発展させ、 その中に空間と機能を同時に作り出す家具を配置する不思議な空間を生み出した。 2013年出展の「極上の間」※と同様、 日常を忘れた時間を過ごせる場を提案する。
  「HOUSE VISION」は、 2011年から、 家を機軸とした未来構想プラットフォームとしてデザイナーの原 研哉氏を中心として活動を開始し、 2013年に「新しい常識で家をつくろう」というテーマで1回目の展示会を開催した。 2回目となる今回のテーマは、 「CO-DIVIDUAL分かれてつながる/離れてあつまる」。 15社の企業と13人・ユニットの建築家・クリエーターとともに13のエキシビションハウスを提案、 「家」を未来産業の交差点と見立て「家」のあり方を多様な方法で問いかける。 開催期間中約10万人の来場を見込んでいる。
※TOTO・YKKAPが2013年に出展した「極上 の間」は、 「日常を忘れた時間を過ごせるひと りのための空間」をコンセプトに室内の壁面を 360度緑で覆い、 そこに窓とトイレと洗面器を 配置し、透明で広がりのある清浄な空間とした。


三協Al「未来のとびらコンテスト2016」

 三協立山・三協アルミ社は、昨年に引き続き、全国の小学生を対象にした「未来のとびらコンテスト2016 <小学生版> 」と「未来のとびらコンテスト2016<大学生版> 〜第2回学生デザインコンペ〜 」を併せて開催する。
  同社では、同社製品の重要なターゲットである女性に共感いただけるよう、14年より「女性推進WG(ワーキンググループ)」を立ち上げ、テレビCMをはじ め、広告やノベルティグッズなど、女性目線、感性を生かした企画立案・展開に向けた取り組みを進めてきた。「未来のとびらコンテスト」は女性推進WGの企 画案件の一つ。


昭和電工「プラチナくるみん」認定取得

 昭和電工は、このたび、社員の子育てにより高い水準で取り組んだ企業として、厚生労働省東京労働局より「プラチナくるみん」の認定を受けた。
 「くるみん」は、改正次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートする企業が受けられる認定制度で、「プラチナくるみん」は「くるみん」認定企業のうち、より高い水準での取り組みを行っている企業が受けることができる。
  同社は、これまで、2008年、2013年、2015年の3回、「くるみん」の認定を受けています。出産後に職場復帰しやすい労働環境を整備するため、男 性の育児休業取得を促進するなど、社員一人ひとりの意識を変える取り組みを行ってきた。今回の「プラチナくるみん」の認定は、これまでの活動に加え、育児 と仕事の両立支援制度の拡充や育児座談会の実施を継続していることなどが評価されたもの。


神戸製鋼所、UACJ
「Aluminium China 2016」出展

 神戸製鋼所、UACJは、7月12日(火)〜14日(木)に上海新国際博覧センターで行われるアジア最大のアルミ展示会「Aluminium China 2016」に出展する。
 Aluminium Chinaはアジア最大級のアルミニウム産業展で、今年が12回目の開催。07年に日本のアルミニウム圧延メーカーとしてUACJが初めて出展し、昨年は 500社が出展、日本からは5社が参加し、入場者数は18,220名だった。今年も世界約30ヵ国から約500社、日本からも4社が参加し、20,000 人以上の来場が予想される。
 神戸製鋼所では、自動車用途としてパネル材・サスペンション用鍛造品・バンパー用高強度材を、中国現地法人である Kobelco Automotive Aluminum Rolled Products (China) Co., Ltd.、Kobe Aluminum Automotive Products (China) Co., Ltd.とともに紹介、また高精度厚板であるアルジェイドョ・アルハイスョなどを中心に、アルミ板材・押出・鋳鍛造品を、サンプル展示・ビデオ上映などで 紹介する予定。
 同展示会への出展は7年連続であり、神鋼商事株式会社との共同出展となる。会期中には1万8千人以上の来場を見込んでいる。
 UACJでは、自動車用アルミニウム材、液晶・半導体製造装置およびLNGタンク材用アルミニウム厚板、IT筺体用アルミニウム材の3分野の製品を中心に、高機能で高品質なアルミニウム製品を紹介する。
 また、展示ブース中央に大型スクリーンを設置し、UACJグループの製品、ビデオなどさまざまなコンテンツも用意し、中国市場でのさらなる認知拡大を目指す。
 なお、展示会初日の7月12日には記者会見を行い、UACJグループの概要と中国市場における事業戦略について紹介する予定。


三協立山、被災地・被災者支援

 三協立山は7 月2 日、BC(ベースボールチャレンジ)リーグの公式戦において、「富山GRN サンダーバーズ」VS「群馬ダイヤモンドペガサス」を三協立山グループの震災遺児育英支援冠試合として開催した。
 当日の入場者1,216名×100円に相当する12.16万円の寄付金を三協立山グループよりあしなが育英会に寄贈した。
 今年は、高岡市営城光寺野球場(高岡市城光寺字犬山34番地)にて開催し、山下社長による始球式をはじめ、同社新入社員が参加した特別企画「ストラックアウト」や来場者へのプレゼント企画などのイベントも併せて行った。
 また、富山県内の小・中学生をご招待(県内の小・中学校にて配布された入場引換券にて観戦可)しており、当日は、同社グループ社員のほか多くの来場者が訪れ、富山の地から被災地に向けエールを送った。
  同社グループはこれまで、今年4 月に発生した熊本地震により被災された人の救済や被災地の復旧に、被災地の自治体(熊本県)に同社グループからの救援募金とあわせて1,000 万円の寄贈や物資の支援を行うとともに、平成23 年の東日本大震災以降、BC リーグ公式戦での復興支援試合の開催による震災遺児育英支援「あしなが育英会」への募金寄贈、行政、経済団体を通じた被災地への救援物資の発送支援、被災 地及び被災者支援などを継続して行っている。  



図・表・写真は本誌でご覧ください。