このサイトは、本誌の定期購読契約者のみが利用できるメンバー専用ページです。
 |
NO.2275(2016年9月12日号)
|
自動ドア市場・企業の最新動向 15年度総出荷台数は1.9%増 16年度計画は微増の17万台
本
誌は2015年度自動ドア市場、並びに16年度販売計画を把握するため、自動ドア有力企業を対象に直接取材とアンケート調査を実施した。2015年度にお
ける自動ドアエンジンの総出荷台数は16万9,048台で、前年度比1.9%増にとどまった。企業別ランキングは1位ナブテスコが84,400台、2位寺
岡オートドア31,200台、3位がソリックの15,500台。
15年度は当初計画を下回る 昨年調査時の15年度自動ドアの総出荷台数は14年度比4.6%増の17万3,480台を計画していたが。終わってみると計画より6,700台少ない16万9,048台で1.8%増。 国内向け、輸出向けで見ると国内向けは当初計画15万8,460台が15万4,754台で着地、輸出向けは15020台の計画が14,294台で着地した。今の市場環境は計画を上回るほどの勢いはないようだ。 2強の構図は変わらず
総出荷数のランキングは、1位ナブテスコ47.0%(14年度46.2%)、2位寺岡オートドア17.9%(同17.8%)、3位ソリック8.9%(同
8.6%)で、ナブテスコの強さが目立つ。ナブテスコと寺岡オートドア2強の構図は変わらず、3位のソリックがジワリ、シェアアップしている。 16
年度の自動ドアについての見方は、割れた。東京オリンピックの2020年までは旺盛な建設需要が続くと見るのが大勢だったが、昨年夏以降、その勢いが止
まった。その狂いが2016年度の見通しが割れる原因となったようだ。総じて強気なのはメーカーより販売会社。ナブコグループのナブコシステムは、
2016年1月期の売上高が前期比9.5%増の218億円、過去最高となった。 「販売ベースは今年に入っても好調が続いており、毎日が忙しい。ただ完成が先のものが多く、売上げベースでは減るかもしれないが16年度も好調が持続する」といった見方をする。 寺岡オートドアグループの代理店フルテックも、今年度の市場はやや明るいと見る。「昨年比でいうと下期から新規の発注が期待できる」として、昨年より明るいとする。
「昨年夏を境に発注が止まった」で業界の見方は一致しているが、強気の見方は、発注を控えていたゼネコンも今年秋頃から発注するようになる。これが回復す
るという見方だ。建設費の上昇や職人不足などから工事を先送りしていたが、国立競技場など東京オリンピック関連が動き出す―というのが強気の見方の根幹に
ある。 一方、今年は昨年より悪いとする弱気派は、次のようにコメントする。「政府は17年4月に予定していた消費増税を先送りし、財政出動を含
め景気維持が課題。それだけ日本の経済が悪いということ。消費税10%で駆け込み期待のあった店舗やビル物件の着工に先送りの懸念が出てきた。東京オリン
ピックに向けて年3〜5%の伸びを期待していたが見直さざるを得ない」(日本自動ドア)という。同社の15年度販売実績の内訳を見ると主力の店舗用は伸び
たがビル用、産業用、輸出は減少した。今年度計画も店舗用は拡大を計画するが、ビル用、産業用などは微増の計画。 今年4〜6月が低調に推移したこともあって、「今年はガマンの年」(扶桑電機工業)といった見方をするところも出ている。(詳細は『建材情報』No.429参照。)
文化シ、止水ドアに追加発表 「両開きスチールタイプ」等
文化シヤッターでは、止水ドア「アクアード」に、機械室の出入り口など広い開口部に対応した「両開きスチールタイプ」と、港湾施設の塩害対策として錆びに
くい「片開きステンレスタイプ」を追加し、浸水高さ3mの水圧荷重に耐えられる浸水防止用設備として9月1日より新発売する。 “軽くて簡単な操作性”を実現 「アクアード」は重厚な水密扉に比べて軽量なため、通常時は一般的なスチールドアと同等の軽い力(開閉力50N)で扉を開閉できる。 浸水の恐れがある非常時は、扉を全閉した後、扉に装備されている「止水グレモン」を引き上げる等の簡単な操作で、浸水対策が完了する。 “浸水高さ3mの水圧荷重に耐えられる独自構造” @
「止水グレモン」の操作により、「二軸丁番」の動きと連動して扉が枠に密着、A「止水グレモン」「止水レバーハンドル錠」が扉との接合部や鍵穴の隙間から
の漏水を防止、B枠に一般的なエアタイトゴムと「止水ゴム」を採用、の独自構造により、ドア全体が水没する3mの浸水時でも屋内側への漏水量は20L/
(h・u) 以下と高い止水性能を発揮する。 “広い開口部”に対応した「両開きスチールタイプ」と“錆びにくい”「片開きステンレスタイプ」をラインアップに追加
従来の「片開きスチールタイプ」に、機械室やサーバー室の出入り口など広い開口部に対応した「両開きスチールタイプ」と、港湾施設の塩害対策として、錆び
にくく意匠性の高い「片開きステンレスタイプ」を追加して、ユーザーの要望に幅広く対応できる商品ラインアップしている。 “特定防火設備”としても設置可能 「アクアード」は、建築基準法で定められた特定防火設備に適合しており、止水性能に加えて防火性能も発揮する機能性の高い商品。
三協立山・タテヤマアドバンス社 サイン&ディスプレイショー出展
多彩な文字サイン10タイプを展示
三協立山・タテヤマアドバンス社は9月1日〜3日まで東京ビッグサイトで開催された第58回サイン&ディスプレイショウに出展、2つの製品を積極アピール
した。1つはLEDチャネル文字。アドチャネルは商業施設のファサードや壁面ロゴなどのデザインを美しく魅せるサインであるが、文字サインを浮かび上がら
せるために正面発光、バックライト、背面発光、側面発光など10タイプを展示した。 もう1つの注目商品は、光に反応しスマートフォンに簡単に情
報が提供できる光IDを組み込んだLEDポータルサイン。交通案内、広告情報をスマートフォンの所有者に応じた言語で表示できる。パナソニックのスマート
フォン情報提供サービスを同社のLEDを光源とする製品に組み込んだもの。 同社は看板などのサインデザインから商業施設の提案、さらに製作・施工・メンテナンスまでトータルでサポートしているが、差別化商品をサイン&ディスプレイショウでアピールした。
AGCが考える2025年リノベ展 9月2日〜10月29日に開催
旭硝子は本格的なリフォーム・リノベーション時代の到来に対応して、10年後を見据えた「2025年のまちのリノベーション展〜大きなまちのちいさなリノベ〜」を東京・中央区京橋のAGCスタジオで9月2日から10月29日までロングラン開催すると発表した。 2025年のまちのリノベ展では、これからのスマートなまちづくりや建物の価値を高めるための製品やシステムを、創エネ・省エネ、健康・快適、長寿命・高耐久、利便性・スマート化の4分野に分けて展示する。 製品やシステムの紹介だけでなく期間中にトレンド・新技術セミナー(2日間)、実務セミナー(3日間)、商品セミナー(4日間)とデザインフォーラム(2日間)を予定している。 ビルオーナー、マンション管理組合にも呼びかけていくことにしている。
また、建物の一部を改修する行為が実は大きなまちの一部をつくり直しているという事実に注目し、小規模だからこそ継続的に行われることで、まちや住まいや
働く場所が自分たちのものであるという感覚を取り戻せるとする建築家・海法圭氏による2025年のまちのイメージの模型も展示している。
マクルウ独自の冷間引抜技術で 生体分解性Mg合金ステントに成功
マクルウは、独自に開発したマグネシウムチューブ冷間引抜き技術を活かし、生体分解性マグネシウム合金ステントを想定した、外径φ2o・肉厚0.15o・長さ1000o超のマグネシウム合金チューブの冷間引抜き加工に成功した。 本技術により、ステント用チューブに要求される仕様(細管化、結晶粒微細化、高い寸法精度)を、特別な設備や工法を用いること無く低コストで実現し、生体分解性マグネシウム合金ステントの開発に貢献できる。 ※本事業は、静岡県産業振興財団「しずおか産学官連携研究開発助成事業」の助成を受け、山梨大学工学部吉原研究室との共同研究により進めたもの。 【生体分解性ステントとは】
動脈硬化などにおいて発生した血管の狭窄部位を拡張するためのステントは、当該部位の治癒に効果が高く広く活用されているが、治癒後も体内に残るステント
が原因となる再狭窄(再び血管が狭くなること)の問題が指摘されている。この問題を抜本的に解決するため、狭窄部位の治癒後にステントが消失する生体分解
性ステントの研究が進められている。 【なぜマグネシウムなのか】 マグネシウムはヒトの体にとって重要な必須元素であり、生命の維持、身
体の健康と極めて密接な関係を有している。また、化学的性質が非常に活発であり、塩素イオンを含むヒトの生理環境で腐食しやすい特徴がある。更に、金属と
しての強度や弾性を有することから、生体分解性ステントに適した素材としてマグネシウム合金の研究が世界各地で進められ、本用途に適した合金開発、生体分
解シミュレーション等の研究が進められている。 【生体分解性ステントを実現するための技術】 前述の合金開発、生体分解シミュレーション
等に加え、生体分解性ステントの形状・構造を実現する技術開発が進められている。その中でも、ステントの素材であるチューブに求められる細管化、結晶粒微
細化、高い寸法精度を実現するため、冷間引抜き加工技術の確立が求められている。
NEDO新たに23テーマ採択 中堅・中小企業への橋渡し促進
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業」の助成先として、新たに23テーマを採択した。アルミ・マグネ関係で次の3件のテーマが採択された。 @真壁技研「アルミ合金鋳物用革新的組織微細化剤の創製と生産プロセス開発」 A不二ライトメタル「医療機器向け高性能マグネシウム合金部材の成形技術開発」 B日本医療機器技研「世界初の高性能純国産生体吸収マグネシウム合金製ステントの開発」
冨士色素イオン液体の研究開発 Al空気電池の二次電池化等検討
ナノテクノロジーを中心に様々な製品の研究・開発を行っている冨士色素(所在地:兵庫県川西市、代表取締役社長:森 良平、以下 冨士色素)は、イオン液体の研究開発、合成、製造を始めた。
自社で研究開発、合成、製造することにより、同社で開発中のアルミニウム ―
空気電池の二次電池化、セルロースナノファイバーの溶解、分散検討、リチウムイオン電池の電解液としての検討、カーボンナノチューブ分散体、カーボンナノ
チューブゲルに、他にも帯電防止剤、電解液、湿潤剤、色材インクの添加剤などとして使用検討を始めた。 ■イオン液体について イオン液体とは、イオンのみで構成された100℃以下で液体の塩とされている新素材です。カチオンとアニオンの組み合わせで、無数の様々な物質・物性を作り出すことができるため「デザイナーソルベント」と呼ばれており、また水、有機溶剤に続く第三の液体ともいわれている。 <特徴> ・広い温度範囲で液体であるため高温及び低温領域において使用可能 ・熱的、化学的、電気化学的にも安定で、蒸気圧も低く真空下などの過酷な環境下での 使用も可能 ・難燃性材料で、電気が流れる導電性液体のため、電気化学デバイスや帯電防止用途 でも応用が期待できる ・セルロースなどの難溶性物質も溶解可能
三協立山『CSR報告書2016』を ホームページで公開
三協立山鰍ヘ、同社グループのCSR(企業の社会的責任)に関する2015年度(2015年6月〜2016年5月)の取り組みをまとめた『CSR報告書2016』をホームページに公開した。 『CSR報告書2016』 三協立山ホームページ http://www.st-grp.co.jp/csr/report.html 『CSR報告書2016』より --- 2015年度の主な取り組み ■環境技術をキーワードとした「新しい価値」を 創造する取り組み 特集として、自然風を利用した環境建材(高水密カーテンウォール「NL-R NAV」)と高断熱商品(新アルミ樹脂複合サッシ「ALGEO」)の2商品について、開発者の思いを紹介している。 <特集1>高水密カーテンウォール「NL-R NAV」にかける「私たちの思い」 同社スタンダードカーテンウォールである「NL-R」に、自然換気機能を付加した「NL-R NAV」をバリエーション追加した。心地よい風だけを通す技術で、高層ビルの省エネルギーを実現。 <特集2> 新アルミ樹脂複合サッシ「ALGEO」 にかける「私たちの思い」 耐久性に優れた「アルミ」と断熱性に優れた「樹脂」、それぞれの特性を最大限に生かしたアルミ樹脂複合サッシ「ALGEO」を発売した。厳しい環境に負けない強靭性能と住まう人に優しい思いやり性能を備えている。 ■社会貢献活動・コミュニケーション活動 地域社会に密着した社会貢献活動として新たにスタートさせた、高岡市と共同で行った保育園児への「環境教室」と、同社工場がある射水市の「海岸清掃活動」を取り上げた。 また、G7富山環境大臣会合への協力をはじめ、2013年から継続して実施している全社一斉清掃活動や、産業観光振興を目的とした工場見学の受け入れについても紹介している。 ■製品安全と品質向上に関する基本方針
同社グループでは、これまで開発・製造・販売する製品の安全・安心への取り組みを進めてきた。より一層、ユーザーに安心して使ってもらう製品を提供するた
めに、自主行動基準として定めている「製品安全宣言」「品質向上宣言」「製品安全と品質向上に関する行動基準」を紹介している。
チーム日軽金の総力を結集した 「公共防災製品」を発行
9月1日は「防災の日」。防災への関心が高まるこの時期に、日本軽金属ホールディングスは、グループがこれまでに開発してきた防災に役立つ製品を、一冊にまとめたカタログ「公共防災製品のご紹介」を発行した。 アルミニウムには、軽量で施工しやすく、安全で、使用後もリサイクルできるなど様々な特長がある。日本軽金属グループ各社では、この特長を活かして多方面の防災に役立つ製品を開発している。 同グループは、素材の開発から加工、そして市場への供給までを行なう、アルミニウム総合メーカーである。このカタログでは、チーム日軽金の力を結集した、公共防災におけるアルミニウムによるトータル・ソリューションを紹介している。 製品紹介は次の22アイテムである。 (1)建設用機械あゆみ板「アルミブリッジ」(日軽金アクト) (2)アルミブリッジ(分割式)※仮称(同) (3)排水ホース・消防ホース作業用「ホースブリッジ」(同) (4)土木資材「アルミ矢板、腹起こし」(同) (5)アルミニウム製「道路橋床版」(同) (6)高所作業台「日軽インスタントタワー」(同) (7)アルミ製掲示板「日軽ルックコーナー」(同) (8)給水タンク(同) (9)日軽給水コンテナ(同) (10)ブレースリー(同) (11)サーバールーム向け「高機能アルミ製二重床システム」(同) (12)アルミパレット・ローラーコンベア(同) (13)防潮板「防水板」(住軽日軽エンジニアリング) (14)中低層既存鉄筋コンクリート建造物 耐震補 強工法「SNE耐震補強工法」(同) (15)津波避難タワー兼歩道橋「アルミ新型歩道 橋用高欄」(同) (16)水門・陸閘「陸閘の電動化」(同) (17)簡易組式多目的ハウス「フレキシブルハウス」 (同) (18)沿岸防災・高潮対策製品「波返し・避難シェルター・飛沫バリア」(同) (19)ソーラークッカー(東洋アルミ) (20)多目的拡張型「コンテナ」(日本フルハーフ) (21)断熱パネルにおける「耐震天井 NEQRESシリーズ」(日軽パネルシステム) (22)防災倉庫「アルストッカー」(NLM ECAL)
日本軽金属グループ 「CSR報告書2016」を発行
日本軽金属グループは、2015年度の日軽金グループのCSR活動をまとめた「CSR報告書2016」を発行した。CSR報告書はステークホルダーに日軽
金グループのCSRに関する考え方や活動状況を報告するもの。CSR報告書の前身「2003環境報告書」から数えて、14回目の発行となる。 内容は、社会的責任の国際的なガイダンス規格ISO26000の中核主題ごとに、日軽金グループの考え方や前年度のハイライトを中心に報告している。 16
年度版は、代表取締役社長の岡本一郎が、グループ各社の若手・中堅社員と行った座談会(特集@)で「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」とCSR
について熱く語っている。本編では、新たに策定した「人権方針」や「社会貢献方針」を紹介している。さらに、データ編の拡充も行い、温室効果ガス排出量報
告に対して第三者保証を試みた。
YKK80ビルが最高ランクの5つ星を取得
YKK不動産は、YKKとYKK APの本社ビルであるYKK80ビルにおいて、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が定める建築物省エネルギー性能表示制度であるBELS (ベルス)の評価で最高ランクである5つ星を16年8月29日に取得した。 BELSでは住宅性能評価・表示協会に登録された評価機関が評価・表示を行いますが、YKK80ビルでは登録BELS機関である一般財団法人ベターリビングが評価を実施し、上記の性能評価をもらっている。 YKK80
ビルは、今年2月に米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用する環境に配慮した建物・エリア開発の世界的な認証システムであるLEED-
CSにおいて、オフィスビルでは日本初となる「プラチナ認証」を取得しており、今回のBELS評価により改めてその高い省エネルギー性能が示された。
LIXIL秋のショールームフェア2016
LIXIL
は、LIXILショールームへ来館するとTポイントをプレゼントするほか、抽選で生活を豊かにする家電などが当たる「LIXIL秋のショールームフェア
2016」を、9月1日(木)から 12月27日(火)まで、全国94ヵ所のLIXILショールームで開催している。 「LIXIL秋の
ショールームフェア2016」では、ショールームに来館するだけで、Tポイントをプレゼントする。さらに、新技術で汚物や水アカの付着を防止し、キレイが
100年つづく衛生陶器『アクアセラミック』を搭載したタンクレストイレ「SATIS」や、“湯によって暮らしのリズムをつくる”システムバスルーム
「SPAGE」、インテリアとの親和性が高く、あらゆるライフスタイルや空間にも自然と溶け込むキッチン「リシェルPLAT」など、全6種の対象商品を、
期間中に全国のショールームで見積り、成約された片の中から抽選で35名に、暮らしを豊かにする家電などが当たる。
ライトメタル表面技術部会「実習セミナー」
ライトメタル表面技術部会は10月8日(木)第3回実習セミナーを開催する。 この実習セミナーは、ライトメタル表面技術部会が技術者に必要なアルマイト技術の基礎を初心者にも理解しやすい内容で習得できるセミナー。 アルマイトの染色技術は、アルマイトの付加価値を向上させるために染料の開発はもちろんのこと、その染色技術によって培われてきた。 第3回目の実習セミナーでは、アルマイトの染色作業を通して、その作業ポイントを実習する。 [日時]10月8日(木) [会場]ライキ株式会社 研究室(住所:埼玉県草 加市青柳1-5-41) [実習内容]@アルマイト処理実習・前処理(洗浄、エッチング、ディスマット処理)・陽極酸化処 理(硫酸陽極酸化処理:A1100、ADC12)・染 色処理8赤、黒、薄膜黒、ダイカスト材への黒) A染色処理の特長をつかむ・均一染色のための各 種処理条件(前処理、攪拌、温度、時間…)・ 皮膜厚さによる染色性の違い8薄膜での黒染色 など…) Bダイカストへの黒染色に挑戦しよう・ダイカス トへの染色は、「濃く染まらない、ムラが生じる」 など染色そのものが難しいとされている。このダイカストへの染色を試みる。 C染色製品の色の計測・測色計を用いて、染色製 品の色を計測し、染色効果を確認する。 [参加費]LM部会・普通会員20,000円、資料会員25,000円、当協会会員30,000円、一般 40,000円[定員]12名[申込締切]9月30日(金) [申込先・問い合わせ先](一社)表面技術協会 「ライトメタル表面技術部会」事務局・上野、 e-mail:ueno912@sfj.or.jp、TEL:03-3252-3286、FAX:03-3252-3288。
図・表・写真は本誌でご覧ください。
|