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<工業炉>

バスケットレス 多段炉床回転式 熱処理炉
 当社の熱処理炉は、バスケットレスにすることで、熱処理品単体に熱風を効率よく循環させることが可能となり、その結果、燃料消費量を極限まで低下させることができます。
 また、熱処理時間を短縮する上で、従来の多段型回転炉の課題であった各段の処理品の熱履歴の差も、当社独自の熱風循環方式の採用により、僅かの差に抑えることが可能で、更に保持炉中の温度精度も極めて少なくなるため、これまでに数多くの熱処理時間の短縮に貢献しています。
 また、搬送面では無人全自動で熱処理が可能なため、鋳造機・鍛造機などとのインライン化に最適です。
 熱処理品としては、四輪・二輪用のアルミホイール、シリンダヘッド・ブロック、ブレーキキャリパ、ポンプ部品など、数多くの実績があります。
ファーネス重工
埼玉県吉川市上内川 940-3
☎0489-91-7121 FAX 0489-91-7213
URL:http://www.furnace-juko.co.jp/

無酸化炉 「Freedom (フリーダム)」
 困難な 「溶解炉の清掃作業」 から“解放”してくれる 「新・常識」 の溶解炉。保温室内の残留酸素濃度を 2%以内 (目標 1.0%、空気比 1.05) に制御、しかも 770℃という低雰囲気温度で溶湯の保温ができるため、酸化物の成長を促進することがない。
 主な特長は、
・特別な処理をすることなく溶湯を“キレイ (清浄)”に維持管理できる。
・省エネや溶解材の歩留りが劇的に向上する。
など。
 構造的な特徴としては、溶解室と保温室とが互いに独立制御されていることが挙げられる。そのうち保温室にはフラットフレームバーナーと熱交換器を、また溶解室には高効率のショートフレームバーナーを、それぞれ採用している。溶解および保温バーナーのブロアーは独立している。
日本ルツボ
東京都渋谷区恵比寿 1-21-3
☎03-3443-5551

ホットプレート溶解 「アンダーホーメル炉」
 クリーンホーメル炉を更に進化させ、@燃費低減、Aメタルロス低減、B作業性の改善、C省スペースを実現した 「アンダーホーメル炉」。大きな特徴は、保持室の上に溶解室を配置した、2階建て構造。従来の溶解〜保持〜汲出口という並列の配置と比較し、設置面積を 30%以上省スペース化できた。また、アンダーバーナー1本で溶解と保持を兼用して 20%以上の省エネルギーを達成。強度があり熱伝導が良いホットプレートの採用で、炉床を加熱して間接溶解することで、メタルロス 30%以上低減と溶落作業の簡易化を実現した。画期的なアルミ溶解保持炉として、評価も高い。【特許取得済み】
潟<Cチュー
名古屋市北区彩紅橋通 1-1-14
☎052-911-2266

◎Al 連続溶解保持炉 「モーレックス・アルイッシュ」
 アルミ連続溶解坩堝式保持炉 「モーレックス・アルイッシュ」 は、溶解室を反射炉式、保持室を坩堝式として、従来方式の集中溶解保持と坩堝溶解保持のそれぞれのメリットを併せ持つ炉。坩堝溶解式坩堝保持炉と比べ同等以上の溶湯品質を確保しながら、溶解効率は坩堝溶解式に比べ 4 割以上アップ。優れた省エネ効果とともに、溶解時間の大幅短縮を図った。
 特徴は@省エネ省スペース設計A溶解室からクリーン出湯B坩堝保持室の酸化物発生を抑制C坩堝交換でアルミ異種材に対応──など。その他、溶解室は横から簡単に清掃することができ、清掃だけで坩堝交換が不要など、ランニングコストの低減や容易なメンテナンスも実現。
 製造は TOKAI が担当。価格は他社従来品と同水準に設定した。
東京モーレックス坩堝るつぼ
東京都江戸川区平井 6-10-15
☎03-3618-1212
URL:http://www.tokyomorex.com/

アルミ連続溶解保持炉 「バーチカルアルキープ」

 TOKAI は製品群の中で特に評価の高いアルミ手元溶解保持炉 「アルキープ」 を改良した 「バーチカルアルキープ」 を開発した。
 アルキープはタワー部 (予熱・溶解室) と保持室の途中に 「プール」 と称するエリア、そこで溶解時に発生した酸化物を塞き止めると同時に昇温機能を発揮させる構造になっているのが最大の特徴である。こうした従来の特長を活かしつつ、さらに溶湯品質・環境性・省スペース・メンテナンス性を追求したモデルがバーチカルアルキープ (縦型ヒーター浸漬炉) である。保持の熱源に高効率ヒーターを用いることで、従来のガス焚きモデルよりも溶湯品質・環境性を向上させた。また、ヒーター本数を減らし、20%の省スペース化を実現した。
 同社は CO2 削減等の社会情勢を加味し、同製品の他、国内トップシェアのマグネシウム溶解設備の市場拡大にも注力している。
概OKAI 産業用事業部
東京都港区海岸 1-9-1 浜離宮インターシティ 11F
☎03-5404-7310

ブリケット溶解システム
 アルミ切削屑である切粉材の新しい溶解システムである。
 三建産業とユーザは、切粉前処理工程における火災等の諸問題を克服しつつ高歩留りを目的とした 「ブリケット溶解システム」 を共同開発した。
 ブリケット溶解室(渦室)、昇温室、再燃室、出湯室からなり、自社製溶湯循環ポンプにより設備内の溶湯が循環する。渦室へ移動したブリケット材から白煙が発生し内部に含まれた水分が除去。ブリケット材の内部が所定の温度になるとブリケット材に含まれた油分が燃焼。所定の時間渦室内をブリケット材が滞留することで、ブリケット材に含まれる油水分を除去出来る。鎮火したブリケット材は渦内に吸い込まれ、高歩留り溶解される画期的システムである。
三建産業
広島市安佐南区伴西 3-1-2
☎082-849-6790 FAX 082-849-6890

アルミ合金急速溶解炉 「HURRY MELTERU HMU-HE」 (保持電気式)
 メンテナンスが簡単で長寿命なアルミ合金小型溶解保持炉 「HURRY MELTERU-HE」。溶解能力 150〜500 kg/hr の5タイプ。
 主な特長は、@省エネルギー=溶解バーナーの出力可変化により、最適燃焼効率を実現。保持室はホリメシイボード製で、従来のキャスタブル製に比較して 1/2 以下の消費電力。/A溶湯の高品質化=溶解室のアルミ酸化ロスと酸化物発生の抑制、保持室の酸化物発生量の大幅低減、汲み出し口フィルター採用による異物混入の防止、溶湯ガス量の低減。/B炉の長寿命化=溶解室及び保持室の酸化物大幅低減により、急速な炉内耐火物劣化やケーシングの変形がない。/Cメンテナンスの簡素化=溶解室と処理・保持室の分離構造により、各室のメンテナンスを容易にし、施工品質を高めた。/D燃焼管理の一元化=燃焼機器類の集合パネルとタッチパネル操作盤のデータの一元管理により、安全で効率的な運転を実現。
轄L築 機器事業部
神戸市中央区港島南町 4-2-4
☎078-306-2980 FAX 078-306-2981

ダイカスト用アルミ溶解保持炉 「DMF」
 必要な分だけ溶かす、無駄なしコンパクトな溶解保持炉。
 主な特長は
@コンパクトなボディに高性能を引き出す高機能制御システムを塔載。
Aダイカストマシンに同期した溶解が可能なので無駄がない。モジュール化、コンパクト化して短納期、グローバル化に対応。
Bアルミを高率よく、素早く溶かして静かに保持するので、酸化物の少ないきれいなアルミ溶湯をつくる。
C高性能化、溶湯品質向上、作業環境
など。
Eco-SMS
 アルミ切粉など比重が軽く酸化しやすい材料の溶解においては、速やかにアルミ溶湯へ浸漬させることがポイントになります。
 Eco-SMS は、業界1 の磁力な渦巻きにより、材料を速やかに浸漬させ、大きな攪拌力により、高い歩留まりを実現します。
 永久磁石を採用したことで消費電力量大幅低減、冷却水不要を達成しました。
 また、独自の設計により、アルミ切粉を圧縮成型したブリケットの半浸漬溶解も可能としています。
 新設はもちろん、既設溶解炉への追加設置も可能です。
 安全装置も充実していて、メンテナンス性も向上しています。
 溶解炉メーカーが開発した Eco-SMS (エコロジー・スマッシュメルティングシステム) により安全で効率的な運転を実現させます。
葛{本工業所
富山市奥田新町 12-3
☎076-441-2201 FAX 076-441-6645

超省エネ型溶解炉 「エコ・メルター」
 省エネルギー・コンパクト・低コストを追求したリジェネ式溶解炉 「エコ・メルター」 が好評だ。
 同溶解炉は、横型 2 段ノズルによる切替燃焼を行う 「セルフリジェネバーナ SREG-100K」 を採用。同バーナに内蔵された蓄熱体で排気熱をキャッチし、燃焼用空気を直接予熱するため、排気損失を大幅に低減。この優れた排熱回収効果により、従来炉に比べて 35%以上の省エネルギーを実現した。
 同バーナは 30 秒ごとに燃焼を切り替え、ルツボ炉や鉄鍋炉に平面炎を送ることで、鉄鍋表面の焼損を低減し、従来炉に比べて 1.5 倍以上の鉄鍋の長寿命化が可能。
 排気熱を回収することにより、炉から排出した排気温度は従来炉の 800〜1,000℃からエコ・メルターでは 180〜230℃まで大幅に低下。また、燃焼ユニットをオールインワン化し、従来品比 50%の省スペース化を実現した。
大阪ガス梶@ビジネス開発部
大阪市中央区道修町 3-5-11
☎06-6205-3564

無酸化液中溶解システム 「YUKAI (湯解)」
 トウネツの浸漬加熱技術を行かした無酸化状態でのアルミ溶解が可能となった。溶湯品質が向上しランニングコストの 30%〜50%低減が出来、また作業環境の改善も出来ることでメタルロス 1%以下も可能となった。溶解能力は 100〜500 kg/h、保持温度は 680〜730℃で稼動し、アルミインゴット溶解及び溶湯保持に使用可能である。
 現在、国内で特許取得中であり、すでに国内での導入実績がある。
潟gウネツ
静岡県富士宮市外神東町 16
☎0544-59-0611 FAX 0544-59-0612

電気式の超小型高効率アルミ溶解炉
 「小型・高効率」 をコンセプトとしたルツボタイプの電気式溶解炉。
 容量は 10〜100 kg がメインで 10 kg 炉の炉体サイズはφ520 mm×H460 mm とコンパクト。
 主な特徴は
 @ヒーターの最適設計 (輻射効  率の向上)
 A熱伝導に優れたルツボの採用
 B特殊断熱材による排熱削減
などであり、これらの技術により 10 kg 炉の能力として
 (a) 冷材立上げ時間 43 分
 (b) 同エネルギー費 132 円
を達成している。
 ルツボ交換のみで多材質に対応でき企業での試作開発や教育用、大学研究機関の実験装置などに幅広く活用できる。
ダイセンエンジニアリング
名古屋市中区丸の内 3-9-29
☎052-950-3650

SEH シリーズ (浸漬加熱型連続溶解保持炉)
 同炉は保持室に浸漬 (ヒーター) 加熱方式を採用し、省エネ・省スペース・良環境をさらに追求したシステムである。
※熱交換バーナー搭載モデルも有り (溶解バーナー)
@保持室雰囲気温度は溶湯温度マイナス25℃。「オバケ」 の発生皆無。
A同社 SER 炉に比べ設置スペース 30%減少、CO2 53%削減。
B溶湯内部加熱により偏析・酸化物・ガス吸収・温度差が少なく、高品質の溶湯が得られる。
C保持室外面温度は外気温+20℃。作業者を暑さから解放。
D斜め浸漬ヒーター採用により、ヒーター加熱効率の安定性とチューブ交換の安全性を両立。
E回転脱ガス装置・L型ランス取付により鋳物用に対応。
▽溶解能力 100〜1,000 kg/Hr
▽保持容量 400〜2,050 kg
SH シリーズ (浸漬加熱型保温炉)
 同炉は従来の輻射型電熱式保持炉の欠点大幅に改良し、省エネ・省スペース・長寿命化を実現。
 浸漬ヒーターは比例制御により、よりシビアな温度精度を維持。炉体は受湯室・加熱室・給湯室の 3 室で構成され、酸化物の再流入を防ぐため、加熱室には 2 ヵ所のセキ (セラミック) が設けられている。特徴は以下の通り。
@溶湯内部加熱により
 ・オバケの発生皆無
 ・より高品質の溶湯が得られる
 ・急速昇温 40〜50℃/Hr
Aより高い安全性を追求。漏電・断線・短絡保護回路標準装備。
B斜め浸漬ヒーター採用により、ヒーター加熱効率の安定性とチューブ交換の安全性を両立。
▽保持容量 600〜3,500 kg
─ 大紀アルミグループ ─
潟_イキエンジニアリング
大阪府東大阪市加納 5-7-37
☎072-816-1070

揺動型回転炉
 長年にわたる経験と新しい発想の基、技術を活かし、生産性向上と経済性、さらに品質管理と合理化を充分考慮した画期的な回転炉です。
 搖動型回転炉は、炉胴体部を偏心させ回転させることによって、アルミ溶湯を前後左右に誘波的に揺り動かし、アルミ溶解の理想とされるスクラップ材料とアルミ溶湯の攪拌・混合効果を発揮させた画期的な回転炉です。
 材料が溶湯内に巻き込まれることにより、溶解スピードが向上し、偏折がなくなり、良質で安定した製品が得られます。
ゼオンノース
富山県高岡市米島 1061 番地 2
☎0766-25-1113

新しいポット型溶解炉
 溶湯生産量の変化に柔軟に対応可能な 「ポット溶解炉」 は、取鍋で高効率溶解ができ、高温溶解に耐えうる耐久性を備え、異種合金溶解も可能となっている。溶解・昇温後そのまま溶湯を搬送できる、新しいタイプの溶解炉。
 主な仕様・能力は、ポット容量:アルミ 350 kg/ポット、溶解バーナー:熱交換器バーナー (25 万 kcal/hr)、溶解能力:350 kg/hr、LPG 原単位:0.035 Nm3/kg、材種:2種対応。
 主な特徴は、@溶解〜配湯までの一連の流れで、材料投入を備えた 「ポット溶解炉」 「手許炉」 のみが必要、A必要なときに必要な量を短時間で効率よく溶解し、素早く手許炉に供給できる、B複数ポットの設置で異種合金の溶解が可、C複数台の設置で生産状況に応じて溶解量の調整が可能で、エネルギーロスの低減だけでなく、新規ダイカストマシン導入や新工場建設の際の投資リスク低減になる、D危険作業が不要、など。
北陸テクノ
富山県射水市青井谷 1-8-3
☎0766-57-1400

ダイカスト用電気式 Al 溶解保持炉
 アルミダイカスト用電気式の溶解・保持炉。遠赤外線輻射電熱ヒーターでルツボを温め、アルミや亜鉛を溶解する。溶解能力は1時間あたり 60 キロ、20 キロ、220 キロの3種類。
 レンガを使わない簡便な焼成ユニットで組み上げ、断熱効果が抜群の軽量・小型。ヒーター交換が極めて簡単で誰にでもすぐできる。部品の準備だけで炉体の修理が可能。炉内壁面に均等に取り付けたヒータでルツボの溶湯に温度ムラがない。
 温度調節計、タイマー、湯漏れ警報器などを備えているので、夜間も作業ができる。従来のガス燃焼方式と比べ、CO2 の排出量は約 52%削減し、排ガスが発生しない。ランニングコストは約 27%削減できる。
YAC 国際電熱
東京都昭島市武蔵野 3-10-6
☎042-546-9211



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